【ゲーム株概況(7/6)】新作『アリスフィクション』の事前登録好調でワンダープラネットが大幅反発 子会社サイバードのWeb3領域での展開を材料にアエリアも買われる
-
7月6日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反落し、前日比315.82円安の2万6107.65円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)の利上げ加速による世界的な景気後退懸念が強まっているとの見方から幅広い銘柄に売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ワンダープラネット<4199>が5日ぶりに大幅反発した。ワンダープラネットは、新作『アリスフィクション』の事前登録者数が全世界で70万人を突破したと発表したことが株価の刺激材料となったようだ。
また、アエリア<3758>やDLE<3686>、アピリッツ<4174>なども買われた。アエリアは、子会社のサイバードがWeb3領域でのビジネス展開を加速させていくことを目的として、Animoca Brandsと資本提携を行ったことなどが市場の関心を集めているもよう。
大手ゲーム株ではカプコン<9697>が4日続伸し、バンダイナムコHD<7832>は連日の年初来高値更新となった。
半面、前日は買われていたANYCOLOR<5032>は大幅反落し、KLab<3656>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4193>なども売られた。
シティグループ証券が投資判断を「Buy」から「Neutral」に格下げし、目標株価も1万8000円から1万2000円に引き下げたソニーグループ<6758>は3日ぶりに反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アエリア
- 設立
- 2002年10月
- 代表者
- 代表取締役会長 長嶋 貴之/代表取締役社長 小林 祐介
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高226億7100万円、営業利益4億7300万円、経常利益7億5200万円、最終利益4億8000万円(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3758
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199