【ゲーム株概況(7/14)】シンガポール社とBLCゲームの共同事業合意のワンダープラネットがS高 ケイブは決算低調も新作開発の動きで買われる
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7月14日の東京株式市場では、日経平均は続伸し、前日比164.62円高の2万6643.39円で取引を終えた。為替が1ドル=138円台まで円安方向に振れたことで、輸出関連株の一角に買いが入った。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ワンダープラネット<4199>がストップ高まで買われた。ワンダープラネットは、シンガポール子会社が現地のGame Changer社とグローバルエリアにおけるブロックチェーンゲームの共同事業に関する基本合意書を締結したと発表したことが市場の関心を集めた格好だ。
また、メディア工房<3815>やエディア<3935>、アクセルマーク<3624>、アクセル<6730>なども買われた。メディア工房は、8日に2022年8月期通期の連結利益予想の上方修正を実施したことが引き続き評価材料となっているもよう。
ケイブ<3760>は、13日に発表した2022年5月期決算は減収・赤字幅拡大となったものの、「東方Project」のIP許諾を受けた新作スマホゲームをナダHDと共同開発することを発表し、その開発が順調に進捗しているとしていたことがポジティブな評価につながったようだ。
半面、ガーラ<4777>やHEROZ<4382>が反落し、gumi<3903>やアエリア<3758>なども売られた。
東宝<9602>は、大和証券が投資判断「1」を継続し、目標株価を7000円から7300円に引き上げたほか、岩井コスモ証券も投資判断「A」を継続し、目標株価を6000円から6500円に引き上げたものの、この日は小反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ケイブ
- 設立
- 1994年6月
- 代表者
- 代表取締役社長 秋田 英好/代表取締役CFO 伊藤 裕章
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高122億7400万円、営業利益18億7000万円、経常利益19億4300万円、最終利益14億4100万円(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3760
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199