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東京通信<7359>は、8月4日、2022年12月期の第2四半期累計(1~6月)の連結決算を発表、当初想定していた新規事業を中心とした先行投資の前倒しもあり、大幅な減益となった。
また、2022年11月に予定している本社移転に関わる費用が増加し、最終利益は赤字計上となった。
売上高24億6800万円(前年同期23億5100万円)
営業利益2900万円(前年同期比90.8%減)
経常利益5400万円(同80.6%減)
最終損益2800万円の赤字(前年同期1億6000万円の黒字)
※売上高は「収益認識に関する会計基準」等の適用に伴い、前年同期比較が非開示。プラットフォーム事業にてティファレトが運営する電話占い「カリス」が堅調に推移するものの、インターネットメディア事業にて世界的なヒットを記録したハイパーカジュアルゲームアプリ「Save them all」に続くヒット作を創出できていないこともあり、売上高が減少した。
また、東アジアに向けてアプリの提供の本格化、新たなるジャンルとしてPlay to Earn(P2E)領域のインセンティブゲームのプロモーションの強化、自社コンテンツの家庭用ゲーム機などのプラットフォーム展開により、開発費および広告出稿費が増加した。
■5月に通期予想の下方修正を実施
2022年12月期通期の連結業績予想については、5月31日に従来予想の下方修正を実施しており、以下のとおり。売上高53億円(前年同期59億円)
営業利益1000万円(同97.9%減)
経常利益1000万円(同97.6%減)
最終損益1億4000万円の赤字(前年同期2億3000万円の黒字)
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359