グリー、『アナザーエデン』はPC版追加で「新しいユーザーが獲得できた」(大矢CFO) 『クロノクロス』コラボや大型コンテンツ投入で第4四半期の業績拡大に貢献
グリー<3632>取締役 最高財務責任者の大矢俊樹氏は、2022年6月期の決算説明会(テレカン)において、オリジナルIP『アナザーエデン』について、同社の長期運営タイトルとして好調を維持しているとコメントした。IPコラボや大型アップデートのほか、PC版のリリースで新しいユーザー層が獲得できたことが大きかったという。
2017年4月よりサービスを開始し、この第4四半期(2022年4~6月)で5周年を迎えた本作だが、第4四半期では、『クロノクロス』コラボや、5周年大型アップデート「彷徨える少女と久遠の渦」などを実施した。セールスは非公開だが、App StoreとGoogle Playのセールスランキングでも上位に入る活躍を見せた。
同社のゲームビジネスを展開するインターネット・エンタメ事業の業績は、売上高が前四半期比1.2%増の203億3000万円、営業利益が同15.2%増の36億3000万円と増収増益だったが、『アナザーエデン』は、新作『ヘブンバーンズレッド』、同じく5周年を迎えた『シノアリス』とともに業績拡大をけん引する存在となった。
会社情報
- 会社名
- グリー株式会社
- 設立
- 2004年12月
- 代表者
- 代表取締役会長兼社長 田中 良和
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3632