『VR 中銀カプセルタワービル』を公開 2万枚以上の写真から建物モデルを生成



gluonは、8月8日、解体が進む黒川紀章氏設計の建築『中銀カプセルタワービル』をメタバースで保存する『VR 中銀カプセルタワービル』の公開を発表した。



メタバース化にあたって、実測に基づくデータと3次元計測を行い2万枚以上の写真から建物モデルを生成したという。

中銀カプセルタワービルVRは、cluster版VRChat版で展開している。


■プロジェクト概要
3D デジタルアーカイブプロジェクト概要 建築家・黒川紀章氏が設計したメタボリズム建築の代表作『中銀カプセルタワー ビル』(東京・銀座)は老朽化のため解体工事が進んでいる。

gluon (グルーオン)では、解体着工を前に名建築の価値を後世に残すため「3D デジタルアーカイブプロジェクト」を始動。専門家らとともに複数の計測技術を 掛け合わせ、建物を3次元で記録し、3D データによる保存を行なっている。

プロジェクトでは、これまでに建物のありし日の姿をスマートフォンで鑑賞でき る『中銀カプセルタワービル AR』の公開に加え、新たに建物の中に入って内部を 巡ることができる『中銀カプセルタワービル VR』を公開した。 VR はB版で、今後、入れるエリアを徐々に拡大している。


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