【ゲーム株概況(8/10)】1Q決算の大幅減益を嫌気したアカツキが大幅反落 営業赤字計上のギークスは4日続落 タカラトミーも3日ぶりの反落に
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8月10日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比180.63円安の2万7819.33円で取引を終えた。世界的な半導体需要への懸念から米国市場で半導体株が大きく売られた流れを受けて、国内市場も半導体関連株に売り物が先行した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、全般に売り優勢な中で、壽屋(コトブキヤ)<7809>やトーセ<4728>、UUUM<3990>などが健闘した。UUUMは、博報堂DYメディアパートナーズとTVコンテクスト・ライブコマース事業を手掛ける合弁会社の設立に向けた基本契約を締結したことが市場の関心を集めているようだ。
ほか、カヤック<3904>やガーラ<4777>などがしっかり。
半面、前日9日に発表した第1四半期決算が営業利益で前年同期比50%減と大幅な減益となったアカツキ<3932>が大幅反落し、同様に第1四半期決算で1億1900万円の営業赤字を計上したギークス<7060>も4日続落した。
第1四半期決算の営業利益が前年同期比23%減となったタカラトミー<7867>も業績が市場の予想を下回ったとの見方から、商いを伴って3日ぶりに反落した。
この日の大引け後に第2四半期決算の発表を予定していたガンホー<3765>は、発表内容への警戒感も相まって、3日続落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アカツキ
- 設立
- 2010年6月
- 代表者
- 代表取締役CEO 香田 哲朗
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高239億7200万円、営業利益26億7600万円、経常利益28億3400万円、最終利益12億8800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3932
会社情報
- 会社名
- 株式会社タカラトミー
- 設立
- 1953年1月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 富山 幹太郎/代表取締役社長COO 小島 一洋
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高2083億2600万円、営業利益188億1800万円、経常利益178億700万円、最終利益98億800万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7867
会社情報
- 会社名
- ギークス株式会社
- 設立
- 2007年8月
- 代表者
- 代表取締役CEO 曽根原 稔人
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高237億3900万円、営業利益9000万円、経常利益8200万円、最終損益14億7300万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7060