ブシロード<7803>は、本日(8月12日)、4カ年の中期経営計画を策定した。最終年度とする2026年6月期は、売上高1000億円(2022年6月期実績比で138.3%増)、営業利益120億円(同254.0%増)を目指す。そのうち、海外売上について、全体の40%を目指す400億円を目指す。「IPディベロッパー2.0」と位置づけ、メディアミックスとグローバル展開、"入り口"の多様化で「Global Mega Character Platform」戦略を遂行する。
全体として、売上高を580億円伸ばす計画だが、主力のトレーディングカードゲーム(TCG)で186億円増やす計画だ。『ヴァイスシュヴァルツ(WS)』のIPプラットフォームとしての強化を図るとともに、姉妹ブランド『ヴァイスシュヴァルツブラウ(WSB)』で新規ユーザーの獲得を図る。また『カードファイト!! ヴァンガード(VG)』は、オリジナルIPとして新規アニメによるユーザー回帰を図っていく。
また、もう一つの柱であるゲームについては、売上を94億円から284億円と190億円増やす。コンソールゲームは、マルチプラットフォームとグローバル展開による拡大を図るとともに、モバイルゲームについては新規メディアミックスタイトルの立ち上げやIPタイトルの拡充、海外タイトルの拡充で売上を増やしていく考えだ。
その他の事業ユニットは以下のとおり。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ブシロード
- 設立
- 2007年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 木谷 高明
- 決算期
- 6月
- 直近業績
- 売上高462億6200万円、営業利益8億8200万円、経常利益18億9800万円、最終利益8億400万円(2024年6月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7803