Skyland Ventures、GameFi事業のMurasaki B.V.に出資 総額2億円のシードラウンドに参加



Skyland Venturesは、8月15日、ブロックチェーン上でGameFi*を構築するゲームスタジオ Murasaki B.V.に投資したと発表した。

今回のラウンドでは、Incubate Fundをリードインベスターとして、Skyland Ventures・Mintの3社にて総額2億円(150万ユーロ)の資金調達ラウンドに参加し出資を実行した。

*GameFi : GameとFinanceをつなげた言葉で、プレイすることでゲーム外においても経済価値があるNFTやトークンを得ることができるゲームのこと。

ブロックチェーンなどの技術が発展するにつれてゲーム業界の変革が起きており、プレイヤーとクリエイター、双方にとって収益機会を生み出すエコシステムが生まれている。

GameFiの市場は2021年から大きく成長を始め、ポテンシャルを大きく残す発展途上の分野と言える。Murasakiは次世代の新たなGameFiエコノミーを創り上げるために、共同創業者の村田晋之佑氏はジラフ執行役員・DMM傘下にあったシント=トロイデンVV COOを経験し、共同創業者兼ゲームプロデューサー佐々木俊介氏はポケラボやIRIAM事業の立ち上げに関わり時価総額100億円以上のEXITを経験した。

またクリプト領域にも知見を有する人物も共同創業者に名を連ねている。また、開発者陣は日本国内でのスマホゲームなどに豊富な経験を有するメンバーで構成されている。

日本発で、GameFiマーケットのリーディングプレイヤーとなることを期待しているという。

Murasakiのファーストゲームタイトルである『Cyberstella』はプレイすることでトークンを得られる「Play to Earn」といった概念に新しい解釈を加えることで、コミュニティによって強化されるNFTに特化したゲーム。Cyberstellaは2022年後半にβ版をリリースし、続いて2023年初頭に本リリース予定している。