Kepple Africa Ventures、アフリカのWeb3分野でトークン発行・投資を支援…非効率、不透明、中央集権的なインフラからの転換に期待



アフリカでスタートアップ投資を行うKepple Africa Venturesは、新法人KEPPLE VENTURESを設立し、EMURGO Africaとの提携に関するMOUをEMURGO VENTURESと締結した。

アフリカにおいてWeb3分野のスタートアップに対してトークン発行・トークン投資を軸にした支援事業を行うため、新世代のキャピタリストを独立支援するとしている。

アフリカにおいては、非効率な政府、不透明な法制度、脆弱なガバナンス、公共インフラの欠如、プラットフォーマーによる事業寡占、さらには現地通貨の下落といった問題が根強く存在している。

こうしたマクロ状況に対し、人々による仮想通貨の積極的な利用と連動しながら、スマートコントラクトをベースにした分散型の新しい仕組みが、非効率で中央集権的なインフラを置き換えていく動きが、今後急加速していくと予想しているようだ。

実際、Kepple Africa Ventures既存投資先であるスタートアップにおいても、ブロックチェーンや仮想通貨を取り入れた事業モデルに舵を切る動きが徐々に拡大しているという。

このような状況を背景に、アフリカにおいてはWeb3分野のスタートアップが飛躍的に増大していくことが見込まれる。

Keppleはこれまで培ってきたアフリカスタートアップエコシステムの人脈・知見を生かし、EMURGO Africaとパートナーシップを結び、アフリカのWeb3企業に対して、トークノミクスの設計からトークン発行、トークン投資まで一貫した支援事業を行う。