Gaudiy、新たにSMEとサンリオなどから9億円の資金調達 シリーズBラウンドでの調達額は総額34億円に
Gaudiyは、2022年6月に実施したシリーズBラウンド・1stクローズの25億円の資金調達に続き、ソニー・ミュージックエンタテインメントと、三菱UFJイノベーション・パートナーズ、サンリオ、みずほキャピタルを引受先とする9億円の第三者割当増資を実施した。今回の追加調達により、シリーズBラウンドの調達額は総額34億円になる。
今回の調達を通じて、エンターテインメント(エンタメ)企業と金融機関との連携を強化していく。エンタメ企業としては、既存引受先のバンダイナムコエンターテインメントに加えて、新たにソニー・ミュージックエンタテインメント、サンリオが加わった。金融機関では、既存引受先のSBI インベストメントに加え、新たに三菱UFJイノベーション・パートナーズ、みずほキャピタルが加わった。
調達した資金をもとに、国内外での人材採用のほか、本格的なグローバル展開、コミュニティサービスの拡充、Web3メタバース事業の開発など事業投資を行っていく。
■ 各投資家からのコメント
株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント コーポレートビジネスマーケティンググループ 本部長 佐野 弘明氏
音楽やエンタテインメントはいつの時代も新しいテクノロジーによって、 変化、 進化を余儀なくされてきました。 これからエンタメ×Web3という領域で、 現状のビジネスモデルが過去のものになるような、 より大きな変革を迎えることになるでしょう。 Gaudiyと出会ったことで確実に未来への解像度が上がりました。 この予感を確かな未来として、 Gaudiyと共に実現していけること、 楽しみにしています。
株式会社三菱UFJイノベーション・パートナーズ Chief Investment Officer 佐野 尚志氏
Web3の到来を見据え、 金融グループとしてもこの世界の発展にどのように貢献できるのか、 日々様々な議論を進めています。 石川さん、 Gaudiyのみなさんは、 エンターテインメントという切り口で、 このWeb3のテクノロジーからソリューションまで、 顧客や市場のニーズを満たすことのできる稀有なスタートアップです。 三菱UFJフィナンシャル・グループのCVCとして、 グループの持つネットワークや安心・安全な取引に関する知見を活かし、 エンタメ金融における可能性をGaudiy社と共に追求していきたいと考えています。
株式会社サンリオ 代表取締役社長 辻 朋邦氏
当社は、 中期計画におけるサンリオ海外事業ビジョン「Sanrio ”One” Global」においてAI/VR/NFTなどを含むマルチプラットフォーム展開によるエコシステムつくりを掲げております。 Gaudiy社とは、 そのエコシステムのコアな部分となるファンコミュニティ開発・運用の領域で協業し、 ファンダムやWeb3といった新しい世界を一般ユーザーにも広げていきたいと考えております。
みずほキャピタル株式会社 代表取締役社長 大町 祐輔氏
Gaudiy様はファンの熱量を最大化するWeb3.0時代のプラットフォーマーであり、 日本が世界に誇るIP領域の躍進を支える存在になると確信し、 今回のラウンドに参加させていただきました。 Gaudiy様の掲げる「ファンと共に、 時代を進める」というビジョンの実現に向け、 みずほグループ総力をあげて、 石川CEOをはじめ素晴らしいGaudiyの皆さんと伴走してまいります。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136
会社情報
- 会社名
- 株式会社ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)
- 設立
- 1968年3月
- 代表者
- 代表取締役社長 村松 俊亮
- 決算期
- 3月
会社情報
- 会社名
- Gaudiy(ガウディ)