ワンダープラネット<4199>は、今後の注力分野であるスマホゲームの全世界同時配信・同時運営の体制をより強固にしていくため、2022年9月1日付で組織変更を行ったことを明らかにした。同社は、ミッション「楽しいね!を、世界中の日常へ。」の実現に向けて事業をおこなう中で、2022年7月にリリースした新タイトル『アリスフィクション』で同社初の全世界同時配信・同時運営を行った。今回の組織体制の変更を通じて、さらなる事業成長を目指す。
■組織変更
名古屋、東京、それぞれの拠点に置かれていた名古屋スタジオ、東京スタジオのスタジオ制を廃止し、下記2つの事業部を新設した。
・ユニバーサルゲーム事業部
全世界同時配信タイトルの企画・開発・運営への最適化を目的としたワンチーム構造の組織を実現するために、ユニバーサルゲーム事業部を新設した。『クラッシュフィーバー』『ジャンプチ ヒーローズ』の2タイトルの企画・開発・運営で培った、名古屋スタジオの新規開発および長期運営のノウハウと、東京スタジオの海外展開力を掛け合わせることで、一層の組織強化を図っていく。
・グローバルマーケティング&クリエイティブ事業部
全世界同時配信タイトルの企画・開発・運営をマーケティングおよびクリエイティブ面から支えるために、グローバルマーケティング&クリエイティブ事業部を新設した。これまで自社タイトルおよび他社タイトルの海外展開で培った、各国のトレンドや文化を踏まえた企画立案力を生かして、同社タイトルの世界規模での成功を目指していく。
この2つの事業部を新設し、全社横断的な組織構造にすることによって、拠点にとらわれず事業の強みを発揮できる体制の実現を目指す、としている。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199