【レポート前編】アズレン5周年のリアルイベントは豪華クルーズ船での1泊旅行 ドキッとしちゃう展示内容やコースディナーなど船内の様子をお届け!



Yostarは、9月10〜11日にかけて、クルーズ船「ぱしふぃっく びいなす」でリアルイベント「5周年記念 アズールレーン 5thアニバーサリークルーズ」を開催した。

抽選で当選した320名ほどが乗船。船内では、各所に『アズールレーン』(アズレン)が散りばめられ、縁日、謎解き、カードゲーム大会、豪華ゲストが登場するイベントなど盛りだくさん。指揮官にとってはまさに夢の様な1泊2日の旅となった。

乗船した瞬間、筆者の近くにいた見知らぬ指揮官が「これはやべぇ・・・」とため息交じりに感嘆の吐息をもらした先には何があったのか?

五感の全てを刺激した船内やイベントの様子を本稿でたっぷりとお届けしよう。

■楽しいイベントだからこそPCR検査もしっかり
集合場所であり発着地は、横浜港/大さん橋だ。本イベントの参加にあたっては、乗船直前にPCR検査を行い陰性が確認できれば乗船できるという方式を取っている。期待膨らむイベントへの参加にあたっても、ご時世的としては必須といっても良い。

PCR検査結果の待合所においては、綾波からの案内ビデオが流れるなど、検査結果にドキドキしながら、否が応でも期待は高まっていく。

幸いにも当日のPCR検査で陽性反応があった指揮官はおらず、全員の参加ができたようだ。


■乗船5秒で目と耳に飛び込んできたのは?

いよいよ乗船だ。密になるを回避するため部屋番号ごとに少数づつ乗り込んでいく。大さん橋のゲートから乗船口に向かって見えたのがこちら。

まぁでかい。さすが全長183m、幅25m、日本籍で2番目の大きさを誇るクルーズ客船だ。全長で言えば軽巡洋艦サウサンプトンに近く、ガンダムで言えばメガビーム砲を含んだ「デンドロビウム(140m)」よりもずいぶん長い。現存するものでいえば、渋谷の高層ビル「ヒカリエ」が182mであることを想像すればイメージがつくだろうか。(全高ではあるものの)

乗船口から乗り込んだ先には、エントランスホールとともに、5周年の大型タペストリーが搭乗者の目の飛び込んでくる。

そして耳には『アズールレーン』のBGMアレンジが生演奏で届くのだ。これは非常に上がるおもてなし。乗船5秒でこの様子である。

筆者に近くにいた見知らぬ指揮官が「これはやべぇ・・・」とため息交じりに感嘆の吐息を洩らしていたが、非常に印象的だった。



▲演奏されていた楽曲はゲーム内のメイン画面や寮舎でのBGMを演奏。乗船時やラウンジ利用など、その時のクルーズ船内イベント状況によって曲を入れ替える力の入れようだった。

乗船口がある6Fにはオフニャのおめん、5周年記念プレゼントがアップグレードする謎解きイベント「明石の挑戦状-クルーズ編-」の受付などが配置されていた。

その他シアターではアズールレーンのアニメ上映会(深夜0時から朝7時)を実施していた。





Z23もドレス仕様でお迎え。各階各所にはそれぞれの個性を見せつけるようにドレスアップした艦船たちが迎えてくれる。

5Fから7Fのエントランスは吹き抜けで螺旋階段でつながっており開放感は抜群だ。




▲運営陣も専用のTシャツを着用し応対にあたる。


▲クリーブランドはスーツ姿でビシッと。

7Fに上がると、様々な施設があり、また展示も行われていた。まずはオープンバーを紹介しよう。







オープンバーではコラボカクテルメニューを販売しているほか、軽食(サンドイッチ)とデザート(ケーキセット)が無料で振る舞われていた。


▲さすがに仕事中なものでノンアルコールドリンク「鉄血」をチョイス。アルコールが苦手な人にとってもありがたい内容。まさかカクテルをコンプリートした猛者いないよね?


▲軽食で振る舞われたサンドイッチは無料。PCR検査の影響で昼食を取れなかった指揮官たちや筆者にとっては、非常にありがたい。


▲こちらはケーキセット。もちろん無料。


▲真っ赤なドレスでグラスを持ち佇む赤城。ほんのり上機嫌。

続いては7Fプロムナード。これまで『アズールレーン』の歴史、行ってきた各種コラボアイテムが展示されている。


▲指揮官たちは、ソロでの参戦。友人同士やカップル、子連れの家族などバラエティに富んでいた。






▲以前より行っている日本各地の伝統工芸とのコラボ。加賀友禅の着物や、徳島の伝統産業である阿波藍コラボ浴衣の展示も。


▲綾波がペイントされたロードバイク。


▲横須賀とのコラボ。こちらは販売当時は瞬殺だった三笠のスカジャン。


これまでのアズールレーンの歴史が6mほどに渡って刻まれていた。




▲立て看板だけではなく窓にも艦船たちが。夕日を浴びる姿はとてもエモい。

またショップにおいては、ここでしか手に入らないグッズも展開していた。


▲記念Tシャツ、アクリルキーホルダー、記念クリアファイルセットが販売されていた。


▲食事が振る舞われるメインダイニングルーム「プリマヴェーラ」の前にはダイドーの姿が。ディナーやモーニングの内容については後述する。


▲ダイニングサロン「グラン・シエクル」はエンタープライズがご案内。ロイヤルスイート・スイートルーム向けの食事施設となる

また船首に近いメインラウンジは神社兼イベントスペースになっていた。


▲神社ではおみくじも引ける。イベント内容は後述する。


▲祀られています。オコです。



7Fピアノサロンはカードゲーム大会スペースになっていた。使用されたゲームは現在製作中の「探ぱん」。どんな下着を履いているか質問を投げかけて当てるゲームだそう。

続いては8F。こちらはメインホールと客室からなっている。


▲こちらのイベントに関しても後述する。食事時間の関係上、本イベントは全指揮官を2つのチームに分けて行っている。

続いては10Fだ。

*9Fは客室のみとなり、展示等は行っていない。

10Fには出港式を行ったスポーツデッキがある。屋外で潮風を感じられる作りになっている。




最上階となる11Fのプールには縁日とフォトスポットと休憩・交流スペースであるオブザベーションラウンジの2つがあった。

縁日では、輪投げ、射的など様々なアクティビティが用意されていた。オリジナルうまい棒のほか、抽選券がもらえる。抽選券の中には豪華景品が当たるものも。


















▲こちらはサウスダコタと大鳳。こちらは休憩・交流スペースであるオブザベーションラウンジとなる。眺めも絶景だ。

ここまで船内の紹介だ。



■ディナーはフレンチのコース料理を堪能。

次にお届けするのは味覚。これほどまでにゴージャスな船内において、食事においても抜かりはなかった。今回のツアーにおいては、指揮官ひとりひとりにディナーのフレンチコースと朝食がついてくる。




▲蛸のアヒージョ。にんにくの臭いが食欲を刺激する。


▲スモークサーモン、モッツァレラチーズのタルタル、生ハムのサラダ添え。さっぱりしているのに濃厚。


▲ポークコンフィと野菜のコンソメ仕立て、シュリー酒風味。コンソメに不思議でそれでいて癖になる味がしていたのはシュリー酒か。初めての組み合わせに筆者の脳が追いつかず。


▲スズキと帆立貝のグリル、エストラゴンのバターソースとトマトクーリ。エストラゴンはフランスでよく利用される定番ハーブ。バターソースと言えど、胃が重くならないのは不思議。


▲日向夏のグラニテ。いわゆるシャーベットだ。メイン料理の前の口休め。


▲鹿児島産の黒毛和牛のロースト。マルサラワインソースとトリュフ香るムースリーヌと共に。マルサラワインはティラミスなどにも使用されるそう。


▲パリブレストフリュイ。シュー生地とクリームを挟んだフランスの伝統菓子。フリュイはフルーツを意味するフランス語だ。

その他、自家製のミルクパンやバゲットもバター付きで提供された。

普段そこまで量を食べない筆者ではあるが、これだけのコース料理で胃の重さも感じさせなかったのは見事と言える。


▲コースターももちろんコラボアイテム。

また別料金ではあるものの、日本酒など各種アルコールの販売も行っていた。

料理はこの豪華な雰囲気と、通常の食事とは明らかに異なる繊細さと複雑さを感じる美味の数々と香ばしい匂い、大きな窓から見える夕暮れの様子があいまって人間の五感や欲を刺激する体験となった。


▲筆者はかなり早い時間に訪れたため、客席はまだまばらな様子。


▲こちらはモーニング。和をベースにしたがっつり朝ごはんだ。おかずには多数の米泥棒が潜んでいることにも注目したい。ご飯は石川のお米「ひゃくまん穀」。


後編ではイベントの様子をお届けする。

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会社情報

会社名
Yostar
設立
2017年1月
代表者
代表取締役社長 李 衡達
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