【レポート後編】アズレン5周年のリアルイベントは豪華クルーズ船での1泊旅行 「樫野」「ボルチモア」の姿に大きく沸く会場、大人のアズレンも復活!



Yostarは、9月10〜11日にかけて、クルーズ船「ぱしふぃっく びいなす」でリアルイベント「5周年記念 アズールレーン 5thアニバーサリークルーズ」を開催した。

抽選で当選した320名ほどが乗船。船内では、各所に『アズールレーン』が散りばめられ、縁日、謎解き、カードゲーム大会、豪華ゲストが登場するイベントなど盛りだくさん。指揮官にとってはまさに夢の様な1泊2日の旅となった。

『アズールレーン』上ではおよそ3年ぶりともなる有観客イベントは大いに盛り上がった。今回の後編では各イベントの様子をお届けする。

■潮風を浴びながら指揮官とともに出港
「ぱしふぃっく びいなす」が9月10日午後17時いよいよ出港となる。まず登場したのは、マフィア梶田さん、声優の高塚智人さん、そしてYostar社長室・室長の三輪木大氏だ。

声援は送れないが拍手で迎える指揮官たちに「嬉しいという心の声が伝わってくる。お客さんを前にすると気分の上がり方が違う」と嬉しそうな梶田氏。

高塚さんは「この船に乗っている人は全員お友達でいいんだよね」と尋ね、「ライバルでもあり、強敵と書いて友でもあり。船に船が乗っている状態」と梶田氏が応えていた。

そんな強敵たちはいったい日本のどこからきたのか。指揮官たちに向かって、登壇者たちが問いかける一面もあった。どうやら関東圏以外の人が多く、果ては北海道、沖縄まで。さらには海外からの参加者も居たようだ。



続いてデッキに登場したのは、声優の下田麻美さん、中村繪里子さん、加隈亜衣さん、中原麻衣さん、山根希美さん、堀籠沙耶さんら豪華声優陣だ。それぞれが「楽しんでいきましょう」「お久しぶりです」「深夜までイベントがあるので、体力残しつつ遊んでほしい」ま「最高の一日しましょう」など指揮官たちに声を投げかけていた。

なお今回のクルーズイベントを行うことになったのは「アズールレーンは船が出るゲーム。海の上をキャラクターが走る。だから海の上の船でイベントをしよう。」と三輪木氏がその経緯を話していた。

そしていよいよ出港が迫り手拍子でカウントダウン。船の汽笛と共に出発となった。


■全問正解でご褒美も!『アズレン』クイズ大会



艦内で実施されたイベントの中からまずがクイズ大会についてお伝えしよう。こちらは前編でもお届けした7Fメインラウンジで行っている。



『アズールレーン』にまつわる4択クイズを答えていくという内容だ。かなりマニアックな問題も用意されており、歴戦の猛者とも言える指揮官達でさえ正解を外すような難問も用意されていた。

なお正解するとプレゼント、全問正解することでさらに”ご褒美”も用意されていた。


▲イベントの司会はYostar広報の小田島愛氏。元アナウンサーだけあり抜群の進行力。


▲またコスプレイヤーの楪くれはさん(左)、尊みを感じて桜井さん(右)もイベントを盛り上げていた。


▲尊みを感じて桜井さん


▲楪くれはさん




▲全問正解者へのご褒美。

■5周年記念戦場トークライブ
さて次は5 周年記念戦場トークライブについて、お伝えしよう。

今回トークイベントに登壇したのは声優の高塚智人さん、中村繪里子さん、加隈亜衣さん、山根希美さん、コスプレイヤーの楪くれはさん、尊みを感じて桜井さん、そしてYostar社長室・室長の三輪木大氏だ。

最初に行ったのはお絵かきクイズだ。出演者は『アズールレーン』にまつわるお題に沿ってお絵かきをし、指揮官が選択肢の中から挙手をして当てるという内容。

このお絵かきクイズに関して、三輪木氏は「過去の生放送で行ったことがある」と振り返り「お題を考える担当者が意地悪」とこれまでの苦渋を語っていた。

このクイズにおいては、上手い人がいればそれだけで解答が分かる場合もあるが、紛らわしい人がいるだけで、混乱することもあるという。





続いては、『アズールレーン』5周年の思い出を振り返りだ。これまでの思い出を出演者が語っていくというもの。

中村繪里子さんは『アイマス』コラボを挙げ「ヴィクトリアスであり天海春香でもあり、本当にびっくりした」とコメントし当時を振り返っていた。

三輪木氏は2021年7月の「アイマス」コラボの生放送発表において、同タイトルへの愛を語りすぎた結果「コラボは三輪木の趣味で決まったんじゃないか」と揶揄されたようで「そんな重要なことを僕一人で決定する権限はありません」と苦笑い。

また山根希美さんはアニメ版『アズールレーン』の宣伝の際に、屋外でボーリングのセットを作って始球式を行った際に話を披露。「イベント当日、天気が悪く雨が振る夕方にファンの方が待ってくれていたのが嬉しかった」とほっこりエピソードを語っていた。

なおイベントの最後には、9月9日に誕生日を迎えた加隈亜衣さんのお祝いがサプライズで行われた。




■「樫野」の姿に思わず声が上がった『アズレン』新情報大解禁スペシャル





今回のメインイベントとなる「 5 周年アズレン公式生放送新情報大解禁スペシャル」をお届けしよう。

登壇者は、マフィア梶田さん、声優の高塚智人さん、下田麻美さん、中村繪里子さん、加隈亜衣さん、中原麻衣さん、山根希美さん、堀籠沙耶さんら豪華声優陣、そしてYostar社長室・室長の三輪木氏と出演者が勢揃いとなった。

加えて今回の生中継は、なんと東京湾上の船上からというかなり大胆な状況で放送を行った。放送は無線回線を経由して行ったそうで、配信が途中で止まってしまう可能性についても触れていた。各最新情報については既報で触れたとおりだ。

ただやはり会場で指揮官たちの反応を受けての内容は、オンラインだけでは得られない体験だった。イベントでは、まずゲーム内最新情報について明かされた。様々な発表の中で、特に会場が沸いたのは「樫野」の着せ替えに関して。



スクリーンに画像が表示されるやいなや大きな拍手、笑い声と共に「これぞアズールレーン」「専門的なことばで言うなら壁尻」とテンションの上がるマフィア梶田氏。

「思っている以上の樫野さんが出てきちゃった」といった声があがるなど大賑わいだった。



なおLIVE2D時のアニメーション動画も公開となったが、「樫野」のモーションについては「牛が柵にはまってることがあるけど、足の動きがマジでリアル」とマフィア梶田氏は太鼓判を押していたことも付け加えておきたい。

この発表を境にもう一段ギアが入り、会場の空気はさらに熱を帯びる。

「ボルチモア」のレースクイーン衣装がLIVE2Dにて公開されると、会場の指揮官からも思わず「うおーーー」といった歓声と共に大きな拍手が上がっていた。

なおこの一連の流れはYoutubeの下記の時間帯より確認できる。

アズールレーン5周年記念生放送 −豪華客船から祝福を−

イベントの最後にYostar社長室・室長の三輪木氏より今回のイベントが今年1月より動き始め、足掛け9ヶ月での準備となったようだ。「船の上でイベントをしたらおもしろいのでは?と無謀なことを考えから始まった」という。最初Yostar李社長に話を行った際には「狂ってていいね!」との反応があったそうだ。

なおイベントの時間が若干押したこともあり、終盤にクルーズ船のエンジンがかかるというちょっとしたハプニングがあったものの、懸念されていた回線の切断もなかった。

最後に「5周年を迎えこれからますます盛り上がりを見せるアズールレーンを、我々と一緒に楽しんでいきましょう」とマフィア梶田氏がコメントし、イベントを締めくくった。



なお深夜1時からは、抱腹絶倒の宴となった「大人のアズールレーン」を開催した。


▲左からYostar三輪木氏、マフィア梶田氏、声優の高塚智人さん、そしてYostar社長李 衡達氏

イベント開始は深夜1時過ぎからという異例の時間にも関わらず、先の生放送に出席した指揮官たちと変わらない数がイベントスペースに来場していた。

「映像にのらないイベントなんて何年ぶりだろう。何やってもいいんでしょ?」「ロストプラスワンじゃないんだぞ」とマフィア梶田氏の言葉どおり、非常にきわどい内容のまま進行。過去に物議を醸し出した​​マウスパッドなどのグッズの振り返り、現在開発中のカードゲーム「探ぱん」を実際にプレイするなどをした。配信も録音もなしということで、肩の力を抜いたむき身の登壇者たちに、会場は終始大盛りあがりだった。

さて今回のイベントはまさに夢のようなクルーズ体験だった。未知のゴージャスな空間に、生演奏、ファンにはたまらない展示の数々に、豊富なイベント、フルコース料理などなど、非常に満足度の高い2日間であったことは間違いない。またこの規模で筆者の視点からは大きなトラブルも見受けられず、大成功と言っていいだろう。下船時の指揮官達の顔がそれを何よりも物語っていた。

例年ハードルを上げ続けている『アズールレーン』の周年イベントではあるが、来年はどのような展開を見せるのか。海の中なのか、はたまたそら(空、宇宙)なのか。全く違う方向で攻めてくるのか。

来年を楽しみに待っていよう。


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会社情報

会社名
Yostar
設立
2017年1月
代表者
代表取締役社長 李 衡達
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