Rakuten NFT、NFTマーケットプレイス・販売プラットフォームで暗号資産による決済対応を今秋より開始

楽天グループ<4755>は、この日(9月14日)、運営するNFTマーケットプレイスおよび販売プラットフォーム「Rakuten NFT」において、暗号資産による決済対応を今秋より開始すると発表した。

「Rakuten NFT」は、スポーツや、音楽・アニメをはじめとするエンターテインメントなど様々な分野におけるNFTを、ユーザーが購入したり、個人間で売買したりできるマーケットプレイスと、IPホルダーがワンストップでNFTの発行、および販売サイトの構築が可能な独自のプラットフォームを併せ持つサービス。

今秋より、従来の決済方法に加え、IPホルダーがコンテンツを発行および販売する1次販売において、暗号資産ウォレット「MetaMask」(メタマスク)(注1)を通じて、暗号資産「イーサ」(ETH)(注2)による決済を導入する。

これにより、楽天IDを使用した決済および「楽天ポイント」での決済とあわせ、複数の決済方法から選択することが可能になる。なお、楽天グループの国内サービスにおいて、暗号資産による決済方法の導入は初となる。

「Rakuten NFT」はこれまで、暗号資産への投資やテクノロジーに強い関心がなくても、幅広いユーザーがNFTを簡単に安心して楽しめるようにするため、楽天IDを使用した日本円による決済方法で、「NFT市場の民主化」を目指してきた。

今回、「Rakuten NFT」を通じてブロックチェーン技術を利用したサービスへの関心が高まったユーザーをはじめとして、暗号資産に親しみのあるユーザーに向けて決済方法を多様化することにより、さらに多くの方に利用しやすいサービスの構築を行う。

今後は、個人間で売買する2次流通以降においても、「イーサ」(ETH)による決済や売上代金の受領を検討するほか、その他の暗号資産での決済方法についても導入を検討していく。また、2023年以降、国内外のIPホルダーが保有するNFTのグローバルマーケットへの展開も検討している。

なお、暗号資産による決済対応の開始を記念したキャンペーンの実施も予定している。最新情報は、「Rakuten NFT」公式Twitterより随時発信する。「Rakuten NFT」は、今後も魅力的で新しいエンターテインメント体験の提供とサービスの利便性向上を図り、幅広いユーザーに向けて満足度の高いサービス提供を実現していく。

(注1)イーサリアム系の暗号資産やNFTを保管・管理できる暗号資産ウォレット
(注2)暗号資産やNFTなどに利用するプラットフォームであるイーサリアム上で使用する通貨の名称


公式Twitterhttps://twitter.com/RakutenNFT

楽天グループ株式会社
https://corp.rakuten.co.jp/

会社情報

会社名
楽天グループ株式会社
設立
1997年2月
代表者
代表取締役会長兼社長 三木谷 浩史
決算期
12月
上場区分
東証プライム
証券コード
4755
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