【TGS2022】インディゲームが注目を集める中、常に多くの人を集めて大きな存在感を放った「iGi」は『断崖のカルム』や『蒐命のラスティル』など6本を出展

マーベラス<7844>が主催する「iGi indie Game incubator」は、「東京ゲームショウ2022(TGS2022)」で、第2期生となる計6作品を出展した。今年はインディゲームの出展が多く、ビジネスデーでもゲーム業界関係者からも注目を集めているが、そのなかでもひときわ大きなブースを構えていた「iGi indie Game incubator」には試遊や開発者とのコンタクトを求めて常に多くの人が集まっていた印象だ。各タイトルでは試遊後のフィードバックや、開発スタッフへの質問・意見交換などが活発に行われていた。


■ DOUKUTSU PENGUIN CLUB(旧:NONOHARA WORKS)
作品名:『断崖のカルム』(英作品名:CALME)
崖の町カルムを舞台に繰り広げられる3Dアクションアドベンチャーゲーム。崖下の雲海に潜り獲物を捕る『雲海猟』という文化のある世界で、そこに棲む不思議な生物たちと対峙していく。 

▲試遊させてもらったが、暖かみのある街並みとキャラクターが特徴的だ。試遊版では、親方から「守り石」を雲海から拾ってきてほしいというクエストがプレイできる。襲ってくる魚のような生物に見つからないように茂みに隠れたり、餌を使ってうまく誘導したりしながら、石を探して集めていく。魚から5回攻撃を受けるとゲームオーバーになってしまう。埜々原氏によると、2024年のリリースを予定しているそうだ。


■神電ゲームズ(神戸電子専門学校)
作品名:『蒐命(しゅうめい)のラスティル-とこしえの迷宮城-』(英作品名: Rustil: Eternal Labyrinth Castle)
技・魔法・アイテムなどを駆使し迷宮城を攻略していく、爽快アクションローグライクゲーム。50年前、突如として発生したゲートから現れた強大な謎の迷宮城に主人公ラスティルが挑む。モンスターを捕まえ共闘し、様々な財宝を集めよう! 

▲ローグライクゲームで、爽快なアクションだけでなく、戦略性も求められる。シンプルな見た目だが、奥深さが感じられた。手に持った武器による斬撃や打撃に加えて、背中についた武器やど派手な技、捕まえたモンスターの活用など、多種多様な攻撃手段が用意されており、この活用が攻略の鍵となるようだ。EASYモードで遊んだが、なかなかの難易度だった。説明してくれたスタッフによると、「強い敵と当たったときは捕まえたモンスターをおとりに使うといい」とのこと。敵が仲間モンスターに気を取られているうちに攻撃を仕掛けるといいという。2023年発売予定で開発は順調に進んでいるようだ。


■ Kanata Lab
作品名:『34EVERLAST』(英作品名:34EVERLAST)
ゲームループ最短10分でクリア、ゲームオーバーなし、忙しく働く大人達へ贈る超濃縮アクションエンターテイメント。多次元宇宙の世界観の中で感動のラブストーリーが展開される。


■ モノリリス
作品名:『ヘルヘル - Hell Hell-』(英作品名:Hell Hell)
「鬼ごっこ」と「かくれんぼ」を組み合わせたマルチプレイの協力型アクションステルスゲーム。日本の地獄をモチーフにしたポップでかわいい世界でみんなで協力しながらステージ上にある鍵を探し出し、制限時間内に脱出を目指す。


■ 白黒羊
作品名:『虹の降る海』(英作品名:Rainbow Sea)
選択肢で選べる嘘により、ストーリーが多様に分岐する和風ドット絵アドベンチャー。プレイヤーは神様の候補として選ばれた「人間さん」として、七福神たちとの関係を育みながら不穏な1年を過ごする。


■ DON YASA CREW
作品名:『SONOKUNI』(英作品名:SONOKUNI)
『SONOKUNI』は見下ろし型ハードコア高速アクションだ。バイオSF×日本神話の世界で、時空間を操り大国にカチコんで滅びゆく国を守れ。一撃必死の暴力のループを抜け出す華麗なルートを見つけ、最速で駆け抜けろ。暴力以外の解決策に葛藤をし続ける、この体験はまさにHIPHOPだ。
[産学官連携/特別枠]

株式会社マーベラス
https://www.marv.jp/

会社情報

会社名
株式会社マーベラス
設立
1997年6月
代表者
代表取締役社長 執行役員 兼 デジタルコンテンツ事業本部長 佐藤 澄宣
決算期
3月
直近業績
売上高253億4100万円、営業利益24億8800万円、経常利益29億3100万円、最終利益19億2500万円(2023年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
7844
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