【ゲーム株概況(9/30)】運営移管などによる業容拡大期待を評価材料にアピリッツが大幅続伸 ミドルウェアの採用発表のシリコンスタジオは5日ぶり反発
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9月30日の東京株式市場では、日経平均は反落し、前日比484.84円安の2万5937.21円で取引を終えた。長期金利の上昇によって前日の米国市場が急落した流れを受けて、国内市場も日経平均が2万6000円台を割り込むなど大きく売られる展開となった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、アピリッツ<4174>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、アエリア<3758>などが買われた。アピリッツは、10月1日付での『ユニゾンエアー』の運営移管などにより、下期も順調な業容拡大が期待されていることが引き続き評価材料となっているようだ。
また、Novaquarkが開発・提供するオープンワールド宇宙MMO『Dual Universe』の開発に同社のポストエフェクトミドルウェア「YEBIS(エビス)」が採用されたことを発表したシリコンスタジオ<3907>は5日ぶりに反発した。
半面、ワンダープラネット<4199>が4日ぶりに反落し、直近はNFT関連の材料で動意づいていたクルーズ<2138>は8日ぶりに反落した。
任天堂<7974>やコナミグループ<9766>、カプコン<9697>など大手ゲーム株は総じて売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社アピリッツ
- 設立
- 2000年7月
- 代表者
- 代表取締役社長 執行役員CEO 和田 順児
- 決算期
- 1月
- 直近業績
- 売上高84億2700万円、営業利益5億9900万円、経常利益5億9600万円、最終利益3億8600万円(2024年1月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4174
会社情報
- 会社名
- シリコンスタジオ株式会社
- 設立
- 2000年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 梶谷 眞一郎
- 決算期
- 11月
- 直近業績
- 売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3907