C&R社、8月中間決算は過去最高業績、営業益は16%増の25億円 クリエイティブのプロデュース事業や医療分野のエージェンシー事業が好調

クリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>は、本日(10月6日)、2023年2月期 第2四半期累計(22年3月~22年8月)の連結決算を発表し、売上高223億3400万円(前年同期比6.2%増)、営業利益25億1100万円(同16.4%増)、経常利益25億2300万円(同16.1%増)、最終利益17億8800万円(同27.2%増)と2ケタの増益を達成した。

・売上高:223億3400万円(同6.2%増)
・営業利益:25億1100万円(同16.4%増)
・経常利益:25億2300万円(同16.1%増)
・最終利益:17億8800万円(同27.2%増)

専門的な能力を有するプロフェッショナルへのニーズは底堅く、新型コロナウイルスの感染再拡大による一部事業の需要回復の遅れや、事業拡大を狙いとした新会社設立やアニメNFTプラットフォーム運営企業のグループ化等による積極的な投資を吸収し、同社グループの第2四半期累計における業績は、前年実績を上回り、概ね計画通りに推移した。

特に、同社グループの中核を担うクリエイティブ分野(日本)におけるプロデュース事業や、医療分野におけるエージェンシー事業が好調に推移し、第2四半期累計における業績は全ての項目において過去最高の業績となった。

なお、ゲーム分野をみると、同社とクレイテックワークスで開発スタジオでの制作受託や、IP(知的財産)を活用した自社開発を推進している。また、開発スタジオと連動した業界未経験者の育成機関「C&Rクリエイティブアカデミー」や外国籍人材の積極的な登用を通じて、人手不足と言われるゲーム業界のニーズに着実に対応している。

また、XR(VR/AR/MR)への取り組みに関しては、顧客自身がVR教材を短時間で制作・研修できる同社開発の「ファストVR」の販売や、企業と共同で危険体感教育ツールの開発等を行ない、企業の教育研修やビジネス領域におけるハードからコンテンツまで一貫したソリューションの開発・販売実績を積み重ねている。

 

■2023年2月通期の業績見通し

2023年2月通期の業績は、売上高440億円(前期比5.3%増)、営業利益40億円(同17.2%増)、経常利益40億円(同17.0%増)、最終利益25億円(同12.4%増)、EPS112.15円を見込む。

・売上高:440億円(同5.3%増)
・営業利益:40億円(同17.2%増)
・経常利益:40億円(同17.0%増)
・最終利益:25億円(同12.4%増)
・EPS:112.15円

計画に対する進捗率は、売上高50.8%、営業利益62.8%、経常利益63.1%、最終利益71.5%となっている。

・売上高:50.8%
・営業利益:62.8%
・経常利益:63.1%
・最終利益:71.5%