【株式】シリコンスタジオがストップ高 業績予想の上方修正を好感 ミドルウェアの大型ライセンス契約、受託と人材事業も好調

10月11日の東京株式市場では、シリコンスタジオ<3907>がストップ高となった。前日比300円高の1616円での特別買い気配となっている。業績予想の上方修正が好感されたようだ。第3四半期決算の通期計画に対する進捗率も高く、再度の増額も期待されているという。

同社は、先週末、2022年11月通期の連結業績予想を上方修正し、売上高44億円(前回予想40億9500万円)、営業利益3億2000万円(同1億円)、経常利益3億4500万円(同1億円)、最終利益2億円(同6000万円)、EPS69.35円(同21.02円)とした。

・売上高:44億円(前回予想40億9500万円)
・営業利益:3億2000万円(同1億円)
・経常利益:3億4500万円(同1億円)
・最終利益:2億円(同6000万円)
・EPS:69.35円(同21.02円)

従来予想からの修正率は、売上高7.4%増、営業利益220.0%増、経常利益245.0%増、最終利益233.3%増となっている。

・売上高:7.4%増
・営業利益:220.0%増
・経常利益:245.0%増
・最終利益:233.3%増

同社では、開発推進・支援事業における受託開発の増加とミドルウェアライセンス販売での大型ライセンス契約の売上を一括計上したこと、そして人材事業における有料職業紹介の成約件数の増加が主な要因としている。

同時に発表した第3四半期決算は、売上高32億3300万円(前年同期比15.1%増)、営業利益3億0600万円(前年同期は2億5400万円の損失)、経常利益3億2800万円(同2億2900万円の損失)、最終利益1億4800万円(同2億7700万円の損失)だった。

・売上高:32億3300万円(同15.1%増)
・営業利益:3億0600万円(同2億5400万円の損失)
・経常利益:3億2800万円(同2億2900万円の損失)
・最終利益:1億4800万円(同2億7700万円の損失)

通期計画に対する進ちょく率は、売上高73.5%、営業利益95.6%、経常利益95.1%、最終利益74.0%となっている。

・売上高:73.5%
・営業利益:95.6%
・経常利益:95.1%
・最終利益:74.0%

なお、同社の株価推移は以下のとおり(本日は前場分を反映)。

 

シリコンスタジオ株式会社
http://www.siliconstudio.co.jp

会社情報

会社名
シリコンスタジオ株式会社
設立
2000年1月
代表者
代表取締役社長 梶谷 眞一郎
決算期
11月
直近業績
売上高45億5400万円、営業利益2億3800万円、経常利益2億4600万円、最終利益2億円(2023年11月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3907
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