クラーケン・ジャパン、カルダノ(ADA)の取扱いとステーキングを開始


クラーケン・ジャパンは、10月12日、暗号資産(仮想通貨)カルダノ(ADA)の取扱いとステーキングを開始した。

カルダノは、 2015年にイーサリアム共同創設者であるチャールズ・ホスキンソン氏によって作られた。 カルダノのブロックチェーンは、 取引記録の合意形成アルゴリズムとしてプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しており、 スマートコントラクトを実装している。ソラナやポルカドットと並んで「イーサリアムキラー」と呼ばれることもある。

ステーキング※とは、 PoSを採用するブロックチェーンで実行が可能で、 「バリデーター」と呼ばれるユーザーが、 対象となる暗号資産を一定量保有(ロック)することで取引記録のブロック生成プロセスに参加し、 報酬を得る行為を指す。

これまで暗号資産の投資といえば、 安く買って高く売ることで利益を出すキャピタルゲイン狙いがほとんどでした。 対照的にステーキングは、 暗号資産を保有するだけで定期的かつ安定的にリターンをもたらすインカムゲインを狙うという新たな投資手法をもたらした。

執筆時点において、 クラーケンのADAステーキングの年利(単利)は4%~6%となっている。(利率は今後変更される可能性がある)

※同社にとっての「ステーキング」の法的整理:
本サービスにおいては、 当社関係会社が、 消費貸借契約によってお客様から借り受けた暗号資産を原資として当該暗号資産のステーキングに参加し、 その報酬の全部又は一部に相当する暗号資産をリワード(貸借料)としてお客様にお支払いすることで、 お客様が間接的にステーキングに参加することを目的としている。

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