10月21日の東京株式市場では、モバイルファクトリー<3912>の株価が後場に入って下げに転じた。午前中は堅調に推移していたものの、減益となった決算を受けて売りに押されたようだ。新規の株価材料もなかったため、目先材料出尽くしとの見方もある。
この日、第3四半期累計(22年1~9月)連結決算を発表し、売上高22億2600万円(前年同期比9.5%増)、営業利益5億5700万円(同0.8%減)、最終利益3億6900万円(同4.8%減)だった。
・売上高:22億2600万円(同9.5%増)
・営業利益:5億5700万円(同0.8%減)
・経常利益:5億5700万円(同1.1%減)
・最終利益:3億6900万円(同4.8%減)
『駅メモ!』を中心とするモバイルゲーム事業が増収増益となったものの、ブロックチェーン事業の先行投資が響いた。着メロ系などのコンテンツ事業も減収減益だった。
22年12月通期の見通しは非開示。モバイルゲーム事業に加えてブロックチェーン事業も大きな成長が見込まれるが、足元では新型コロナの収束が見通せないなか、適正かつ合理的な数値の算出が困難であるため、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912