【ゲーム株概況(10/21)】BOIが3日連続のS高…『メメントモリ』の国内外で好発進と需給面の安心感で モバイルファクトリーは3Q決算の減益で後場売られる

10月21日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比116.38円安の2万6,890.58円で取引を終えた。米国市場の下落に加え、国内市場は来週から7~9月決算の発表が本格化することから様子見ムードの強い展開となった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が3日連続のストップ高となった。新作『メメントモリ』が国内だけでなく、海外でも好スタートとなっていることに加え、第9回新株予約権に続き第10回新株予約権の行使停止も要請したことで需給面での安心感が強まったことも市場からポジティブに受け止められているようだ。

また、ガーラ<4777>や東映アニメ<4816>、ワンダープラネット<4199>も買われた。ワンダープラネットは、前日20日にシンガポール子会社がGame Changerとグローバルエリアにおけるブロックチェーンゲームの共同事業展開に関する契約を締結したと発表したことが引き続き好感されており、この日で6日続伸となった。

ほか、周辺株では前日20日に業績予想の上方修正と自社株買いを発表したSEHD&インキュベーションズ<9478>が商いを伴って急騰した。

半面、モバイルファクトリー<3912>は、この日の前場引け後に発表した第3四半期決算が減益となったことを受けて、後場に入って売られた。

前日大引け直前に子会社のNFTサービス事業開始を材料に急騰したコムシード<3739>は大幅反落した。

そのほか、gumi<3903>やアピリッツ<4174>、東京通信<7359>などが安い。

株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
http://www.boi.jp/

会社情報

会社名
株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
設立
2006年1月
代表者
代表取締役社長 樋口 智裕
決算期
9月
直近業績
売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
4393
企業データを見る
株式会社モバイルファクトリー
http://www.mobilefactory.jp/

会社情報

会社名
株式会社モバイルファクトリー
設立
2001年10月
代表者
代表取締役 宮嶌 裕二
決算期
12月
直近業績
売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3912
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SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)

会社情報

会社名
SEホールディングス・アンド・インキュベーションズ(SEH&I)
企業データを見る