ベクター、第2四半期(4~9月)決算は営業収益33%減、1.2億円の営業赤字を計上 ソフトウエア販売や「App Pass」運用受託収入が減少

  • ベクター<2656>は、10月21日、2023年3月期の第2四半期累計(4~9月)の決算(非連結)を発表、前年同期比で大幅な減収となったものの、赤字幅はやや縮小した。

    営業収益1億3000万円(前年同期比33.7%減)
    営業損益1億2900万円の赤字(前年同期1億4700万円の赤字)
    経常損益1億2800万円の赤字(同1億4400万円の赤字)
    最終損益1億2900万円の赤字(同1億4500万円の赤字)

    ソフトウエア販売の営業収益、「App Pass」運用受託収入のいずれも前年同期で減少した。一方、サイト広告販売の営業収益、「QuickPoint」(「PayPayポイント」のポイントモール)の第2四半期の営業収益は前年同期より増加し、「みんなの電子署名」「みんなのタイムスタンプ」の営業収益も緩やかに増加した。

    なお、赤字幅の減少は前年度の第3四半期末に「App Pass」に関連するソフトウエアの減価償却が完了となったことも影響している。

    ■通期予想は非開示 第3四半期は赤字計上の見込み
    なお、2023年3月期通期の連結業績予想は非開示。同社は第3四半期累計(4~12月)の業績予想のみを開示しており、以下のとおり。

    営業収益1億9500万円(前年同期比31.3%減)
    営業損益1億9200万円の赤字
    経常損益1億9200万円の赤字
    最終損益1億9200万円の赤字

株式会社べクターホールディングス
https://corp.vector.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社べクターホールディングス
設立
1989年2月
代表者
代表取締役社長 渡邊 正輝/代表取締役副社長 加藤 彰宏
決算期
3月
上場区分
東証スタンダード
証券コード
2656
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