【ゲーム株概況(10/24)】BOIが4日連続のS高…新作『メメントモリ』好調と「恋庭」の9月月次発表で 業績予想増額の東映アニメが続伸
10月24日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比84.32円高の2万6974.90円で取引を終えた。米FRB(連邦準備理事会)の利上げペース減速観測を背景に前週末の米国市場が急騰した流れを受けて、国内市場も上げ幅が一時400円超に達する場面があった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が4日連続のストップ高となったほか、ケイブ<3760>やコムシード<3739>、エディア<3935>などが買われた。BOIは、新作『メメントモリ』の好調に加え、「恋庭」の9月の月次トピックスでその成長が継続していることが確認されたことも株価の支援材料となったようだ。
また、前週末21日に2023年3月期通期の連結業績予想の上方修正を発表した東映アニメ<4816>が続伸した。
半面、ワンダープラネット<4199>が7日ぶりの大幅反落となり、enish<3667>やボルテージ<3639>、モブキャストHD<3664>などが売られた。
ほか、前週末に『ファイナルファンタジー16』のトレーラー映像公開で動意づいて年初来高値を更新したスクウェア・エニックスHD<9684>は利益確定の売りに押された。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンク・オブ・イノベーション(BOI)
- 設立
- 2006年1月
- 代表者
- 代表取締役社長 樋口 智裕
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高213億3300万円、営業利益49億円、経常利益49億2000万円、最終利益32億9300万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4393
会社情報
- 会社名
- 株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングス
- 設立
- 1975年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 桐生 隆司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高3563億4400万円、営業利益325億5800万円、経常利益415億4100万円、最終利益149億1200万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 9684
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816