【レビュー】『ポケモンユナイト』に本日より参戦した「ゾロアーク」の使用感をお届け! 最高峰の機動力や「イリュージョン」を駆使して相手チームを翻弄せよ!
ポケモンは、『ポケモンユナイト(Pokémon UNITE)』において、10月27日より、新たなポケモン「ゾロアーク」を追加した。
本稿では、ゲーム内で判明したわざの詳細や、その使用感レビューをお届けしていく。
▲ゾロアークは近接・スピード型。高い戦闘能力と起動能力を持つ。スピードを活かした攻撃やゴールが得意。
▲ゲーム開始時はゾロアの姿で始まり、レベル5になった際にゾロアークに進化する。
ゾロアークの通常攻撃は3回目が強化攻撃となり、与えるダメージが増加する。
特性は「イリュージョン」で、相手チームのポケモンか、野生のポケモンの姿にランダムで変化する。ダメージを受けるか、通常攻撃か、わざを使用すると元の姿に戻る。
▲マップ上のアイコンも変化したポケモンのものとなるため、相手の視覚情報を攪乱するために使えそうだ。
ここからは覚えるわざを紹介していく。まずは最初から覚えられる「きりさく」と「みだれひっかき」について。どちらのわざにも特別な効果がなく、ゾロアークに進化するまでは純粋なフィジカル勝負になってしまうため、レーンは中央の選択がベター。ゾロアークに進化してから上下レーンの戦いに参戦するのが良さそうだ。それでも上下レーンになってしまった場合は、「きりさく」「みだれひっかき」共に移動を兼ねられるわざとなっているので、特性の「イリュージョン」も駆使して相手を翻弄できる戦い方ができるのがベスト。特に、「みだれひっかき」は相手に当てれば連続使用が可能になるので、こちらの一撃目は外さないよう、かつ相手のわざを避けながら戦うことを意識しよう。相手からの妨害への対抗手段がないため、もちものには「なんでもなおし」を持つことをオススメしておく。
●きりさく
リキャスト:5.5秒
わざ種別:近接
指定した方向にダッシュして、相手のポケモンにダメージを与える。
●みだれひっかき
リキャスト:7.5秒
わざ種別:遠隔
指定した方向にダッシュして、相手のポケモンにダメージを与える。相手のポケモンに命中した場合、少しのあいだ、もう一度このわざを使うことができる。
次に、レベル5でゾロアークに進化したタイミングで覚えられる「つじぎり」と「だましうち」について。どちらのわざも連続で当てることで最大限の効果を発揮するため、命中率を高めることが必須のテクニカルなわざとなっている。「つじぎり」は、わざ発動後、または同タイミングに移動方向へスティックを倒すことで発動先が決まる(※2発目以降は直後に攻撃ボタン+移動方向)ため、これまでのわざとは異なる使用感となっている。自由な方向に攻撃を出せるが、やや癖があるため、使い慣れるにはある程度の練習が必要になるだろう。一方、「だましうち」はわざの発動地点をマークし、二度目の使用でマークまで一直線に戻ってこれる。発動はボタンのみで可能となっているため使用に癖はないが、移動先を予め指定されてしまうという点では敵からも警戒されやすいポイントとなってしまう。どちらのわざも、
相手の妨害わざにより、こちらのフィニッシュわざを止められてしまわないよう注意したい。
●つじぎり
リキャスト:8秒
わざ種別:ムーブ
わざを使用すると、少しのあいだ、移動のかわりにダッシュ攻撃を行うようになる。ダッシュ攻撃のあと、次の通常攻撃が特殊な強化攻撃になる。わざ効果中に、他のわざや特殊な強化攻撃が相手のポケモンに命中すると、わざの効果時間が延長し、もう一度つじぎりを使える。つじぎりが使用できないときに移動すると、わざの効果時間が終了する。わざの効果時間中に、わざや特殊な強化攻撃が相手のポケモンに合計6回命中すると飛び上がり、着地しながら一定範囲を切り付けてダメージを与える。相手のポケモンに命中した場合はHPを回復する。飛び上がっているあいだ、「シャドークロー」と「いあいぎり」が使用可能になり、一定距離を移動できる。アップグレード後は、わざの待ち時間が短くなる。
●だましうち
リキャスト:7秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向にダッシュして、ダメージを与え、すべてのわざの待ち時間を短くする。相手のポケモンに命中すると、少しのあいだ、ダッシュを始めた場所をマークして、もう一度わざが使えるようになる。わざをもう一度使うと、マークした場所に向かってダッシュし、途中でぶつかった相手のポケモンにダメージを与え、ダッシュを開始した場所を新たにマークする。マークが持続しているあいだ、他のわざを使用すると、わざを使用した場所にマークが移動する。マークを途切れさせることなく、だましうちや他のわざを相手のポケモンに4回命中させると、次のだましうちが変化する。変化しただましうちを使うと、指定した相手のポケモンに飛びかかってダメージを与えたあと、指定した方向に着地する。アップグレード後は、わざの待ち時間が短くなる。
続いて、レベル7で覚えられる「シャドークロー」と「いあいぎり」について。こちらは先述した2つのわざより効果が単純で、「シャドークロー」なら相手に妨害を、「いあいぎり」なら自身のHP回復効果を備えたわざとなっている。どちらも移動を兼ねたわざとなっているため、機動力がさらに上がる点もポイントだ。「つじぎり」や「だましうち」を連続して当てるために活用したい。ダメージや移動距離に関してはどちらのわざも大差がないため、ここは自身の好みでわざを選択しよう。
●シャドークロー
リキャスト:4.5秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向にダッシュして、相手のポケモンにダメージを与えて、少しのあいだ行動できなくする。ダッシュの終点付近で相手のポケモンに命中した場合は、行動不能にするかわりに吹き飛ばす。アップグレード後は、吹き飛ばす時間が長くなる。
●いあいぎり
リキャスト:5.5秒
わざ種別:ムーブ
指定した方向にダッシュして、相手のポケモンにダメージを与えて、自分のHPを回復する。アップグレード後は、わざによるHP回復量が増加する。
最後に、レベル9で覚えるユナイトわざ「ナイトフォールバースト」について。わざの使用地点を中心に円範囲のダメージを与える。攻撃力は高く、妨害を受けない効果はあるものの、元々の耐久力が低いため、相手のポケモンの群れの中に突っ込んでしまうと一瞬でKOされてしまう。集団戦で使用する際には、相手の残りHPを見極め、倒し切れるラインが見えてから移動わざで相手の中に入り込んだり、味方の妨害攻撃に合わせるなど、工夫が必要だ。
●ナイトフォールバースト
わざ種別:範囲
暗黒の衝撃波を発生させてダメージを与える。衝撃波は3回発生させ、1回ごとに範囲が大きくなる。衝撃波を発生させているあいだは妨害されない。
今回、ゾロアークを使用してみて感じたのは、攻撃力・機動力の高さから、オフェンス面に関してはかなりの強さを感じたということ。その反面、耐久力の低さもあり、前に出すぎたり相手に捕まると一瞬でKOされてしまう脆さがある。これをカバーするため、味方と上手く連携したり、草むらから隠れて奇襲を狙うことがポイントになる。特に気を付けたいのはユナイトわざの発動タイミングで、相手のHPがMAXの時に無理矢理発動させても、最後までわざを撃ち切れずにKOされてしまう。チャンスの場面が来るまでは前に出ることをグッと堪え、然るべきタイミングでスピードタイプの利点を活かして一気に相手との距離を詰める戦い方ができるとゾロアークの強さを上手く活かせるだろう。
(文 編集部:山岡広樹)
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会社情報
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会社情報
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- 株式会社ポケモン
- 設立
- 1998年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 石原 恒和/代表取締役 宇都宮 崇人