DeNA、「Mobage」で提供しているアバターをメタバース空間でも利用可能にするメタバースイベント「Mobage 3D Park」を2023年初頭に開催

ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>は、2023年初頭に「Mobage」で提供しているアバターをメタバース空間でも利用可能にするメタバースイベント「Mobage 3D Park」の開催を予定していることを発表した。

「Mobage 3D Park」は、NTTコノキューが提供するXR空間プラットフォーム「DOOR」にて公開される「Mobage」をモチーフにした3D空間。「Mobage」ゆかりの展示物や、『怪盗ロワイヤル』『農園ホッコリーナ』など人気ゲームのブースも用意しており、展示物とアバターで記念撮影することが可能だ。公開は2023年初頭を予定しているが、プレオープンとして、11月7日9時から11月12日18時の期間、一部コンテンツを体験することが可能だ。

今回のイベントでは、「Mobage」で使用しているアバターを3Dファイルに変換後、3D空間に参加することができる。帽子/髪/顔/服/アクセサリーなど5万点以上のアバターアイテムが利用可能で、慣れ親しんだアバターでメタバース内を楽しむことができる。
※今回のアバターのデータはVRMの規格に準拠している。

■アバターSaaSでパートナー企業のメタバース活用を支援
「Mobage」に限らず、DeNAでは「Mobage」で培った3Dアバターセットをシステムごとパックにし、自社サービスに簡単に導入できるSaaS型のソリューション「Avatar Play(アバタープレイ)」を提供している。今回のイベントを機に、「Avatar Play」で提供する3Dアバターは、メタバースでも利用可能になる。

今後、メタバースを活用する企業やサービスが増えることが見込まれ、メタバース内で参加者同士が交流をおこなうためには、アバターの導入は必要性が高いシステムとなる。一方で、アバターを自社で制作すると多大な費用と時間がかかってしまいうが、「Avatar Play」を導入すれば、管理システムごとサービスに組み込め、アバター・アイテム・ショップデータが利用可能になり、個性豊かなアバターを提供できることで、顧客体験向上にも繋がる。

■凸版印刷とアバターデータ保護に関する実証実験を開始
また、今回の取組では、凸版印刷<7911>が提供している、生成されたアバターに対し、真正性を証明するアバター生成管理基盤「AVATECT(アバテクト)」を使った実証実験を開始している。これによりアバターの不正利用やなりすましを抑止し、メタバース上でのプライバシーや著作権の保護を実現する。

▼メタバースイベント「Mobage 3D Park」
https://sp.mbga.jp/_3d_park

株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
https://dena.com/jp/

会社情報

会社名
株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)
設立
1999年3月
代表者
代表取締役会長 南場 智子/代表取締役社長兼CEO 岡村 信悟
決算期
3月
直近業績
売上収益1367億3300万円、営業損益282億7000万円の赤字、税引前損益281億3000万円の赤字、最終損益286億8200万円の赤字(2024年3月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
2432
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