オルトプラス、EVO FUNDを割当先とするCBと新株予約権の発行で約13億4000万円を調達へ 新作開発や人材支援事業拡大などに充当予定

  • オルトプラス<3672>は、11月10日、EVO FUNDを割当先とする第2回無担保転換社債型新株予約権付社債と、第7回新株予約権および第8回新株予約権を11月28日付で発行することと、社債と新株予約権の買取契約を締結することを発表した。

    新株予約権付社債は40個を発行し、4億円を調達する。潜在株式数は1個あたり3万9541株で、合計158万1640株となる。

    一方、新株予約権は第7回が2万562個を1個あたり130円で発行し、発行価額は総額267万3060円となっている。潜在株式数は1個あたり100株で、合計205万6200株となり、すべてが行使された場合は5億2268万6040円を調達することとなる。

    第8回新株予約権は、1万6860個を1個あたり71円で発行し、発行価額は総額119万7060円となっている。潜在株式数は1個あたり100株で、合計168万6000株となり、すべてが行使された場合は4億2758万6460円を調達することとなる。

    これらによる調達資金は手取概算額で13億4227万2500円となる。調達資金の使途は、以下のとおり。

    ①新規タイトル及び追加開発の費用・運営費用
    4億7500万円(2022年11月~2023年9月)
    ②人材支援事業拡大のための事業資金
    2億3600万円(2022年11月~2023年9月)
    ③事業構造転換のための資金
    9500万円(2022年11月~2023年9月)
    ④借入金の返済
    1億1400万円(2022年11月~2023年9月)
    ⑤新規事業開発に係る資本業務提携先との協業のための資金
    4億2200万円(2022年11月~2024年9月)

    なお、上記の買取契約によって、第8回新株予約権は、オルトプラスが行使許可を通じてその行使の数量および時期を一定程度コントロールすることができるため、同社の事業内容の進捗、資金需要および市場環境などを勘案しつつ、一時に大幅な株式価値の希薄化が発生することを抑制しながら機動的に資金を調達することが可能なスキームとなっている。

株式会社オルトプラス
http://www.altplus.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社オルトプラス
設立
2010年5月
代表者
代表取締役CEO 石井 武
決算期
9月
直近業績
売上高43億8700万円、営業損益5億5600万円の赤字、経常損益5億2200万円の赤字、最終損益4億2000万円の赤字(2023年9月期)
上場区分
東証スタンダード
証券コード
3672
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