バンナムHD、「ガンダムメタバース」の「ガンプラコロニー」は年度内にCβT実施 将来的には大きな収益を生む可能性も
バンダイナムコホールディングス<7832>は、「ガンダムメタバース」の進捗状況について、世界中のファンが楽しめるメタバースの空間作りに向けて、現在はメタバース空間内のコンテンツ制作を進めていると明かした。既に発表しているAI「メロウ」の実装で、ファンコミュニティの醸成に向けた準備も進んでいるという。
同社では、前回の第1四半期決算発表で、「ガンプラコロニー」を2023年3月期中に打ち上げる(リリース)としていたが、まず、年度内にクローズドテストを実施する。その後、eスポーツを含めたゲーム、そして映像の領域のコロニーを打ち上げる予定だ。
また、「ガンダムメタバース」単体の収益の可能性について問われると、「収益モデルやインパクトについては具体的には申し上げられないが、将来的には大きな事業になる可能性があると考えている」と回答し、将来的な収益貢献にも期待を寄せた。
なお、同社では、NFTやブロックチェーンなど新技術の導入は、投機的なものにならないよう、ファンとつながるうえでの必要性から検討していくという。ファンとつながりコミュニティを広げ、IP のもとにファンがつながる世界をしっかりと作っていく、とした。
会社情報
- 会社名
- 株式会社バンダイナムコホールディングス
- 設立
- 2005年9月
- 代表者
- 代表取締役社長 川口 勝
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1兆502億1000万円、営業利益906億8200万円、経常利益1041億6400万円、最終利益1014億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7832