朝日放送GHDのアニメ関連企業の決算が判明 ABCアニメーションは増収・営業益横ばい、SILVER LINK.は大幅減収・赤字転落
朝日放送グループホールディングス<9405>傘下のアニメ関連企業の第2四半期(22年7～9月)の決算が判明した。ABCアニメーションの業績は、売上高が前年同期比23.0％増の4億9200万円、営業利益が同151.4％増の8800万円と増収増益だった。上期の累計でも、売上高が同16.4％増の9億4300万円、営業利益はほぼ横ばいの5800万円だった。第1四半期は赤字だったが、挽回してきた。同社は、アニメ作品のプロデュースや製作、出資の他、ライセンス事業を行っている。
また、SILVER LINK.は、売上高が同58.3％減の4億4300万円、営業損失2000万円(前年同期は1億5400万円の利益計上)だった。同社は、アニメ作品の企画製作・制作を行っている。朝日放送グループホールディングスは、決算報告で「アニメコンテンツの制作受託が減少した」とコメントしている。
両社は、朝日放送グループにおいては、DLEグループやABCフロンティアなどとともに「コンテンツ事業」を構成している。
両社の四半期業績の推移は以下のとおり。
