【ゲーム株概況(11/28)】サイバーエージェントが3日ぶりに反落…サッカーW杯の日本代表敗戦で モバオクの「ユニキス ガレージ」導入でモバイルファクトリーが動意づく
11月28日の東京株式市場では、日経平均は続落し、前日比120.20円安の2万8162.83円で取引を終えた。前週末の米国市場でハイテク株が売られた流れを受け、国内市場もハイテク株を中心に売り物が広がった。また、中国での新型コロナウイルスの感染再拡大も市場の心理を冷やした。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、ユークス<4334>が年初来高値を更新したほか、ネクソン<3659>や東映アニメ<4816>などが買われた。
また、モバイルファクトリー<3912>が後場に入って急動意を見せ、一時965円まで買われた。この日の前場引け後に、ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432>の子会社モバオクが同社の子会社ビットファクトリーが提供するNFTサービス構築支援プラットフォーム「ユニキス ガレージ」を導入したと発表したことが株価の刺激材料となったもようだが、上げ一巡後はじりじりと値を消す形となった。
半面、サイバーエージェント<4751>が3日ぶりに反落し、前週末に回復した1300円台を割り込んだ。前日11月27日のサッカーW杯の試合で日本がコスタリカに敗戦したことで、日本代表の躍進でABEMAの視聴者層開拓が進むことへの期待感がはく落したもよう。
ほか、ドリコム<3793>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>、カヤック<3904>、オルトプラス<3672>なども売られた。
ブロックチェーンゲーム『Jリーグ トレーディングサッカー』のオープンβ版リリース日30日の接近を材料に直近買われていたアクセルマーク<3624>は3日ぶりの大幅反落となった。
会社情報
- 会社名
- 株式会社サイバーエージェント
- 設立
- 1998年3月
- 代表者
- 代表取締役 藤田 晋
- 決算期
- 9月
- 直近業績
- 売上高7202億0700万円、営業利益245億5700万円、経常利益249億1500万円、最終利益53億3200万円(2023年9月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4751
会社情報
- 会社名
- 株式会社モバイルファクトリー
- 設立
- 2001年10月
- 代表者
- 代表取締役 宮嶌 裕二
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高33億7000万円、営業利益9億4500万円、経常利益9億4000万円、最終利益ゼロ(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 3912