【ゲームエンタメ株概況(3/17)】TOブックスは上方修正受けて上場来高値も伸び悩む 下方修正&減益決算のLink-Uは大幅安【チャート掲載】

3月17日の東京株式市場は4日続落。日経平均株価は、前営業日比50円76銭安の5万3700円39銭でこの日の取引を終えた。原油高の一服や前日の米国市場の上昇を受けて買い優勢で始まり、一時は637円高まで買われたものの、買い一巡後は伸び悩んだ。中東情勢への警戒感が依然として強いうえ、原油先物価格が再び上昇基調になったことを背景に引け前にマイナスに転じた。

 

【主要指数】
・日経225: 53,700.39(-50.76)
・TOPIX: 3,627.07(+16.34)
・ドル/円: 159.23(+0.19)
・ダウ: 46,946.41(+387.94)
・ナスダック: 22,374.18(+268.82)
・SOX: 7,796.24(+149.61)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている99銘柄のうち、上昇は45銘柄(45%)、下落は48銘柄(48%)、変わらずは6銘柄(6%)で、やや売り優勢だった。一部銘柄が直近の戻りで短期的かつテクニカル的な目標達成感が出ており、上値の重さを見せる銘柄が出ている。

騰落ランキングを見ると、上方修正を行ったTOブックス<500A>が買い優勢で始まったが、その後は伸び悩んだ。上場来高値を更新したものの、公募価格の3910円を下回って推移しており、IPO当選組の保有株などが潜在的な売り圧力と認識されている模様だ。なお、ミラティブ<472A>やオーバーラップHD<414A>などもIPO時の公募価格を上回ったことがない。

 

他方、業績予想の下方修正と減益決算を発表したLink-U<4446>が大幅安となり、選定したゲーム・エンタメ関連株の一覧では値下がり率1位となった。海外事業が拡大していることから下値を拾う動きもあったようだ。ほか、ワンダープラネット<4199>、KLab<3656>、ネクソン<3659>、アクセルマーク<3624>が値下がり率上位に入った。

 

大手ゲーム関連を見ると、カプコン<9697>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、バンダイナムコHD<7832>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、コーエーテクモHD<3635>が安い。このなかでは、みずほ証券がバンナムHDの目標株価を4700円から4650円、スクエニHDの目標株価を3100円から2900円に引き下げたとの観測が出ている(いずれもレーティングは「中立」のまま)。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>が高く、ネクソン<3659>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、DeNA<2432>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>が高く、MIXI<2121>、グリーHD<3632>、アカツキ<3932>、モバイルファクトリー<3912>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、東宝<9602>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、ブシロード<7803>が安い。東海東京証券がIGポートのレーティング「アウトパフォーム」の継続としたうえで、目標株価を2430円から2020円に引き下げたとのこと。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。