【ゲーム株概況(12/5)】新作『カゲマス』がストアランキングで浮上のAimingが大幅反発 東映アニメは映画「SLAM DUNK」公開に関心
12月5日の東京株式市場では、日経平均は反発し、前日比42.50円高の2万7820.40円で取引を終えた。前週末の下落に対する自律反発狙いの買いが入ったものの、上値を模索するようなエネルギーにも欠けたことで前日終値を挟んだ水準でのもみ合い推移が続いた。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が大幅反発し、400円台を回復した。Aimingは、11月29日にリリースした最新作『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』(『カゲマス』)が本日12月5日付のApp Storeセールスランキングでトップ30入りを果たすなど好調な推移となっていることが株価の刺激材料となっているようだ。
また、東映アニメ<4816>やサイバーステップ<3810>、アクセルマーク<3624>などが買われた。東映アニメは、映画「SLAM DUNK」が12月3日から公開となったことが市場の関心を集めているもよう。
半面、11月30日に上場し、翌12月1日に初値を付けた新規上場銘柄のウェルプレイド・ライゼスト<9565>は、一時ストップ安となるなど利益確定の売り物に押された。
そのウェルプレイド・ライゼストに連れ安する形で親会社のカヤック<3904>も大幅続落した。
ほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>やワンダープラネット<4199>の下げがきつく、上場後のロックアップ期間の終了で大株主の株式売却が意識されたANYCOLOR<5032>が大幅反落した。
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- 東映アニメーション株式会社
- 設立
- 1948年1月
- 代表者
- 代表取締役会長 森下 孝三/代表取締役社長 高木 勝裕
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高671億1700万円、営業利益177億7200万円、経常利益203億円、最終利益145億9300万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 4816
会社情報
- 会社名
- GLOE株式会社
- 設立
- 2015年11月
- 代表者
- 代表取締役 谷田 優也/代表取締役 髙尾 恭平/代表取締役 古澤 明仁
- 決算期
- 10月
- 直近業績
- 売上高22億6400万円、営業利益1400万円、経常利益100万円、最終損益500万円の赤字(2023年10月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 9565
会社情報
- 会社名
- ANYCOLOR株式会社
- 設立
- 2017年5月
- 代表者
- 田角陸
- 決算期
- 4月
- 直近業績
- 売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 5032