「ツイキャス」運営のモイ、2023年1月期 第3四半期決算は最終損失3200万円と赤字転落

モイ<5031>は、本日(12月13日)、2023年1月期 第3四半期累計(22年2月~22年10月)の決算を発表し、売上高49億8500万円(前年同期比0.9%増)、営業利益7400万円(同61.9%減)、経常利益7500万円(同61.7%減)、最終損失3200万円(前年同期は1億5000万円の利益)と大幅減益・赤字転落となった。

・売上高:49億8500万円(同0.9%増)
・営業利益:7400万円(同61.9%減)
・経常利益:7500万円(同61.7%減)
・最終損失:3200万円(同1億5000万円の利益)

「ツイキャス」の配信内で配信者と視聴者が音声で会話できる「コラボ機能」をアップデートした「新コラボ機能」をリリースした。本機能により、コラボ配信時の画質・音声の大幅な向上、視聴者用コラボ専用アバターの設定、同時参加人数の増加(最大100名まで)が実現した。

また、ユーザー満足度向上と、それに伴うユーザー基盤拡大、収益機会増加を目指して、人気ホラー映画「貞子」シリーズや人気アニメ「アイカツ!シリーズ」等のオンライン共同視聴、人気コミック「明日、私は誰かのカノジョ」や人気キャラクター「すみっコぐらし」とのコラボレーションによるユーザー参加型キャンペーン等の施策を実施した。

その結果、重要指標である「ツイキャス」のポイント販売売上は46億8700万円(同0.1%減)、月間平均ポイントPU(Paid Userの略、課金ユーザー数)は8万5000人(同6.0%減)、月間平均ポイントARPPは6108円(同6.5%増)、実質売上総利益(同社が獲得する売上高合計から配信者に対して支払う報酬額と決済代行業者に対して支払う手数料を差し引いた金額)は12億4800万円(同1.7%増)だった。また、今後の業績動向を踏まえ、繰延税金資産の回収可能性を検討した結果、繰延税金資産の全額9100万円を取崩すこととした。


■2023年1月期の業績見通し
2023年1月期の業績は、売上高66億1800万円(前期比1%増)、営業利益1400万円(同93.1%減)、経常利益1500万円(同92.5%減)、最終損失9300万円(前期は2億4600万円の利益)を見込む。

・売上高:66億1800万円(同1%増)
・営業利益:1400万円(同93.1%減)
・経常利益:1500万円(同92.5%減)
・最終損失:9300万円(同2億4600万円の利益)

モイ株式会社
https://about.moi.st/

会社情報

会社名
モイ株式会社
設立
2012年2月
代表者
代表取締役社長 赤松 洋介
決算期
1月
直近業績
売上高64億3300万円、営業利益1億4200万円、経常利益1億5600万円、最終利益1億9400万円(2024年1月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
5031
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