ワンダープラネット、Happy Elementsを割当先とした第三者割当増資で約4億円を調達 新作開発の人件費、外注費に充当 業務面の関係性強化も視野に
ワンダープラネット<4199>は、12月16日、Happy Elementsを割当先とした第三者割当による新株式の発行を1月5日付で実施することを発表した。
発行新株式数は35万株で、発行価額は1株につき1222円となっており、同社は4億2770万円を調達することになる。調達資金から発行諸費用の概算額を差し引いた手取概算額は4億1815万円となり、その全額を開発中および開発開始予定の新規タイトル開発に係る人件費、外注費に充当する。
同社とHappy Elementsは、代表者間で業界動向やゲーム開発・運営に関する情報交換を定期的に行っていたが、2022年9月ごろからワンダープラネットの状況や経営方針などを説明し、第三者割当への協力を依頼したところ賛同が得られたという。第三者割当実施後は、業務面における両社の関係性を強化することを視野に入れた検討を進めていくという。
なお、この第三者割当により、Happy Elementsはワンダープラネット株の持株比率13.99%の第2位株主となる。また、この第三者割当が、ワンダープラネットの2023年8月期の業績に与える影響は軽微としている。
会社情報
- 会社名
- ワンダープラネット株式会社
- 設立
- 2012年9月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 常川 友樹
- 決算期
- 8月
- 直近業績
- 売上高24億4900万円、営業利益1億2100万円、経常利益1億1300万円、最終利益9200万円(2024年8月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 4199