メタバース領域で様々な事業を展開するBrave groupの子会社で、企業のメタバース進出を支援するMetaLabは、この日(1月18日)、メタバース領域での取り組みを強化したい企業を対象に、イベントや教育、ファンコミュニティなど、様々な用途に応じた独自メタバースプラットフォーム構築のための機能を備えた「Brave Engine(ブレイブエンジン)」正式版の提供を開始した。
今回の正式版は、β版に加え新たな機能として、アバター、プライベートルームのカスタマイズやデジタルアイテムの所持などの新機能を実装し、独自のメタバースプラットフォーム構築に必要な標準機能と、ユースケースごとに便利な専門機能を搭載した。
必要な機能を高品質な状態で実装しているため、導入企業は、より多くのリソースを価値創出や集客のための企画・開発に充てることが可能となり、企画や開発におけるコスト削減を実現する。今後もブロックチェーンやNFT、その他さまざまなユースケースに対応した機能の実装を推進し、順次アップデートしていく予定。
■「Brave Engine」の想定ユースケース
・ライブや展示会などのイベントプラットフォーム
・セミナーや企業研修、オンラインスクールなどの教育プラットフォーム
・ファン向けのサービスやファン同士のコミュニケーションのためのファンコミュニティプラットフォーム
■「Brave Engine」の特徴
①サービス運営者の独自環境で構築可能
サービス運営者は、独自ドメインや独自アカウントでのログインが可能で、ユーザーアカウントやサービスの各種設定を管理することができる。
➁デザインや機能がフルカスタマイズ可能
デザインや機能は希望に応じてカスタマイズできるので、独自のメタバースプラットフォームが構築できる。
③標準で搭載されているアバターや機能群が利用可能
アバターやバーチャル空間の移動、チャット、アカウント登録、ログインなどを標準搭載している。
④ユーザーはPCやスマホのブラウザから簡単にアクセス可能
WebサイトやSNSの投稿に貼られたURLをクリックするだけで、ユーザーは簡単にメタバースプラットフォームにアクセスできる。
⑤ユーザーはアバターやプライベートルームのカスタマイズが可能
ユーザーは、自身のアバターやプライベートルームを自由にカスタマイズすることができる。(髪型やファッション、家具の入れ替えや収集など)
⑥ユーザーはデジタルアイテムの入手・利用が可能
ユーザーはファッションアイテムやチケットなどを入手して利用することができる。サービス運営者は、デジタルアイテムを配布・販売、デジタルアイテムを持っているユーザーだけが特定の空間へ入場できるなど、ブランディングやユーザーアクションを促す施策としても活用できる。
■「Brave Engine」に新たに追加した機能(β版からのアップデート)
・アバター及びプライベートルームのカスタマイズ機能
・アバターのエモートアクション機能
・ダッシュボードから他のスペースへの移動を容易にするマップ機能・他のユーザーとフレンドになれる機能
・他のユーザーとのボイスチャット機能
・デジタルアイテム配付、所持、利用における機能
MetaLabでは、企業がメタバース進出する上で必要なシステムやリソースを、Brave groupが今までに培ってきた経験、ノウハウや実績をもとに、ソリューションとして提供してきた。企画から開発、運営までワンストップで企業のメタバース進出を支援しており、2022年9月から、メタバース進出す企業のニーズをより理解するため、「Brave Engine(β版)」によるデモワールドを提供し、企業のニーズを理解するためのヒアリングなどを推進してきたとのこと。