NEOWIZ、Web3ゲームPF『Intella X』が1200万ドル規模の投資誘致　PolygonやAnimoca Brands、Magic Edenらが参加

NEOWIZは、1月18日、自社が開発しているWeb3ブロックチェーン ゲームプラットフォーム『Intella X』がグローバルブロックチェーン専門企業や主要ゲーム会社から1200万ドル(15億7600万円)規模の投資誘致に成功したことを公開した。

・PolygonネットワークでWeb3ゲームプラットフォーム『Intella X』開発中
『Intella X』は、“DeFi価値を実現するWeb3.0ブロックチェーン ゲームプラットフォーム"。ブロックチェーン基盤のゲーム開発及び運営やゲームユーザーに最適化した環境を提供するゲーム中心のプラットフォームになる。

『Intella X』のガバナンストークンは「Intella X Token」という名称。イーサリアムネットワークで発行され、『Intella X』はPolygonネットワークに構築される。「ブリッジ」を通じて両方のブロックチェーンネットワークが連結され、『Intella X』は今後様々なメインネットをつなぐ“マルチチェーンゲームプラットフォーム"として発展させていく計画となっている。

『Intella X』の主な提供価値は“プラットフォーム生態系"の活性化に対して行った「貢献」による報酬。

ゲームを開発してオンボーディングした開発会社と、ゲームをプレイして確保したトークンを流動性プールに預ける利用者は、それぞれの「活性化に貢献した」行動に対する代価としてガバナンストークンを提供され、さらにアプリ内決済、手数料などプラットフォームの売上に対しても、配当を受けることになる。

開発会社には「Develop and Earn」を、ユーザーには「Contribute-Play and Earn」の価値を提供することが、『Intella X』の役割となる。これは既存プラットフォームと最も異なっている要素となっている。

・グローバルブロックチェーン専門企業及びゲーム会社など『Intella X』投資に参加
今回の投資にはグローバルブロックチェーン専門企業やゲーム会社などが参加した。既存のゲーム市場だけではなく、ブロックチェーン市場内のWeb3・インフラ・NFT・資金などの分野から専門サービスを提供している会社で構成されている。

代表としてはReddit、スターバックス、ナイキなどのグローバル企業のブロックチェーンパートナーとして脚光を浴びる「Polygon」、「OpenSea、Axie Infinity、YGG」など有名ブロックチェーンプロジェクトに投資したグローバルブロックチェーン、NFTゲーム開発及び投資会社Animoca Brands最近Polygon生態系に拡張したグローバルNFTマーケット「Magic Eden」、先導的なWeb3ゲーム開発及びパブリッシング会社「PLANETARIUM LABS」、グローバルブロックチェーン投資企業「Big Brain Holdings」、COM2US関係会社投資専門企業「CRIT VENTURES」、DeFi自律組織(DAO)投資&リサーチコミュニティの「Global Coin Research(GCR)」、そして「BORA」及び韓国主要ゲーム会社「Wemade」、「Pearl Abyss」、「JOYCITY」、「XLGAMES」などが含まれている。

・ユーザーにとって分かりやすい『Intella X』リリースに全力を尽くす
『Intella X』は今回の投資誘致をもとにWeb3ブロックチェーン ゲームプラットフォーム『Intella X』を無事リリースし、今後安定的な運営に集中する計画。さらに『Intella X』生態系拡張を通じてWeb3の未来を先導していきたいと考えているという。

また、「Intella X」プラットフォームで使われる「IX Wallet」も同時にリリースする予定。

ゲームサービスに最適化したWeb3.0基盤のウォレットサービスでIX及びゲームトークンなどのデジタル資産に対する使いやすさ・利用しやすさを重視したユーザーインターフェース(UI)やより身近で親しみやすくなるようなユーザーイクスペリエンス(UX)を高めていく。

また、イールドファーミング などの金融サービスやDeFi 取引所(DEX)、ブリッジ、NFT LaunchPad、NFT 取引所などブロックチェーン関連の様々なサービスをつないでいく予定。