Sensor Tower、優れたモバイルゲーム/アプリを表彰する「APAC Awards 2022」を発表…『プロセカ』『モンスト』『ヘブバン』『メメントモリ』『バウンティラッシュ』を選定

Sensor Towerは、この日(2月8日)、モバイル業界に大きな影響を与えたモバイルアプリ/ゲームを選定する「Sensor Tower APAC Awards 2022」を発表し、日本で最も人気のモバイルゲームとして『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』を選定した。

2022年に日本で最もダウンロードされたモバイルゲームが『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』だったという。プロセカの愛称で親しまれる本作は、2022年9月30日にリリースから2周年を迎えた。

Sensor Towerによると、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』は音楽/リズムジャンルのモバイルゲームで、世界における同ジャンルの2022年収益でもトップで、パブリッシャーであるセガの世界収益の50%以上を同作が占めるという。

 

【日本のベストオンゴーイングモバイルゲーム】モンスターストライク

2022年10月に9周年を迎えた『モンスターストライク』は、日本のモバイルゲームの代名詞的存在。モバイル端末の特性を活かした「引っ張って、はじく」アクションを取り入れた本作は、リリースから9年目を迎えた2022年に世界での総収益が100億ドルを突破、現在でも高い収益レベルを維持し続けている。

有名IPとのコラボも積極的に展開しており、2022年だけでも『劇場版 呪術廻戦0』、TVアニメ『SPY×FAMILY』、『チェンソーマン』など多数あり、モンストファンを魅了し続けている。

 

【日本のベスト新作モバイルゲーム】ヘブンバーンズレッド

2022年も多数の新作モバイルゲームが登場した。そんな中、2022年2月にリリースした『ヘブンバーンズレッド』は、日本において収益成長量が最も大きいモバイルゲームとなった。

人気タイトルの続編でもIPタイトルでもない『ヘブンバーンズレッド』だが、リリース初日から日本のApp StoreのTop Grossingランキングで9位スタート、その後も堅調に収益を伸ばし続け、今やパブリッシャーであるWFSの日本における収益の80%以上を占めている。

 

【日本発のベストモバイルスクワッドRPG】メメントモリ

2022年10月18日にリリースしたスクワッドRPGの『メメントモリ』は、Live2Dによる美しいバトルシーンに加え、ハイクオリティなサウンドや豪華声優陣によるCVも魅力の1つ。同作は、リリースから2週間で世界における収益が2300万ドルを突破する好スタートを切った。

国内だけでなく、アメリカ、韓国、台湾、香港での支持が続いており、同作の収益の約25%が海外市場からのものだ。また、パブリッシャーのBank of Innovationの世界収益の90%以上を占めるモバイルゲームに成長した。

 

【日本発のベストモバイルIPゲーム】ONE PIECE バウンティラッシュ

海外でも人気のIPであるONE PIECEのモバイルゲームにおいて、2022年に世界で最も収益を上げたのが『ONE PIECE バウンティラッシュ』。

2022年8月に公開した映画『ONE PIECE FILM RED』は、日本での観客動員数1300万人以上、興行成績は180億円突破するなど、大ヒット作品となった。映画公開月の8月に同作は、過去最高収益の2600万ドル/月以上を達成した。同作のパブリッシャーバンダイナムコエンターテインメントは、『ONE PIECEトレジャークルーズ』『ONE PIECE サウザンドストーム』もリリースしており、これら3タイトルを合わせた年間世界収益は3億ドル近くになる。

 

【日本のベストナビゲーションアプリ】NAVITIME

『NAVITIME』は地図と乗換の総合ナビゲーションアプリとして、お出かけ時に便利な機能が多数提供されている。地下街や駅構内のお店を含む全国700万件以上のスポット検索に加え、年12回のメジャー更新や日々の独自メンテナンス、ホテルや航空券の予約など、きめ細やかな案内で、お出かけのお供としてこの分野をリードしている。こうした実績はデータにも表れており、Sensor Towerのデータによると、2022年の日本のナビゲーションジャンルアプリにおいて収益トップとなった。

 

【日本のベストエンタメアプリ】ABEMA

「FIFA ワールドカップ カタール2022」の全64試合を無料で生中継したことで大きな話題を呼んだ新しい未来のテレビ『ABEMA』は、テレビ朝日とタッグを組み、サッカーの新たな視聴体験を提供した。日本のグループステージ第3戦目であり、グループEの決勝トーナメントへの進出をかけて行われた日本vsスペイン戦、コスタリカvsドイツ戦などが生中継した2022年12月2日の『ABEMA』の1日の視聴者数は1700万を突破し、開局史上最高数を記録。「見逃しフルマッチ配信」や「ハイライト映像」などでサッカーファンのニーズにも対応し、スマートフォンだけでなくテレビデバイスでの視聴も伸長。大会開催期間においてDAU、WAU成長量ともに大きな伸びを示した。

このほかにも、格闘技を始めとするスポーツ中継や麻雀や将棋、恋愛番組やバラエティーなどの多彩なジャンルの豊富なコンテンツで、いつでもどこでも楽しめるインターネットTVプラットフォームとしてのポジションを確立した。

 

【日本のベストバーチャルライブ配信アプリ】IRIAM

回線品質の向上や端末の高性能化によって、モバイル端末を使ったライブ配信は一般的になってきている。ライブ配信のジャンルでは、日本ではキャラクターになって配信するバーチャル配信が人気。

『IRIAM』はこれまでPCや専用ソフトが必要とされていたバーチャル配信をモバイル端末1つで実現し、1枚の静止画イラストだけで自分の動きと連動してキャラクターが動くバーチャル配信をより身近なものにしてくれた。『IRIAM』はほかのライブ配信アプリと比較して18-24歳の層のユーザーが多く、若い世代から大きな支持を得ているのも特徴。

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