【ゲーム株概況(2/10)】新作『GGGGG』のリリース日を発表のドリコムが後場動意づく 3Q減益を嫌気されたエイベックスが安い サンリオは急反落
2月10日の東京株式市場では、日経平均は4日ぶりに反発し、前日比86.63円高の2万7670.98円で取引を終えた。為替が一時1ドル=131円台後半まで円安方向に振れたこともあり、先物主導で買いが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、前日9日の前場引け後に連結業績予想を上方修正するなど好決算を発表したセガサミーHD<6460>が続伸したほか、エディア<3935>やドリコム<3793>などが買われた。
ドリコムは、スマートフォン向け協力・対戦アクションゲーム『GGGGG』のリリース日を3月31日と発表したことで、後場に入って動意づく形となったようだ。
また、ゴールドマンサックス証券が目標株価を2200円から2300円に引き上げたネクソン<3659>は4日ぶりに反発した。
半面、前日9日に発表した第3四半期決算が、第2四半期までの増益基調から一転して減益に転じたエイベックス<7860>が大幅続落した。
ロイヤリティ売上の計上に関して期間属性に関して操作が行われていたことが発覚したと発表したサンリオ<8136>は急反落し、一時4270円まで売られた。
ほか、オルトプラス<3672>が昨年来安値を更新し、後場場中に発表した第1四半期決算が減収減益となった日本ファルコム<3723>は大引けにかけて売られて1200円台を割り込んだ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社ドリコム
- 設立
- 2001年11月
- 代表者
- 代表取締役社長 内藤 裕紀
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高97億7900万円、営業利益9億300万円、経常利益7億9300万円、最終利益1億400万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3793
会社情報
- 会社名
- エイベックス株式会社
- 設立
- 1988年4月
- 代表者
- 代表取締役会長 松浦 勝人/代表取締役社長CEO 黒岩 克巳/代表取締役CFO 林 真司
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高1333億8700万円、営業利益16億3300万円、経常利益15億0600万円、最終利益9億8700万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 7860
会社情報
- 会社名
- 株式会社サンリオ
- 設立
- 1960年8月
- 代表者
- 代表取締役社長 辻 朋邦
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高203億1500万円、営業利益59億6400万円、経常利益63億7400万円、最終利益49億1600万円(2024年3月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 8136