HashPalette、『De:LitheΦ』を巡るenishの適時開示に反論…「製品版の納期を22年12月末と明記したが、enishからはプロトタイプも含めて納品物は一切ない」
HashPalette(ハッシュパレット)は、この日(2月15日)、開発中のブロックチェーンゲーム『De:LitheΦ ~幻想のラビリンス~』の開発状況を巡って、enish<3667>が開示した適時開示に対する反論となるコメントを公開した。
enishは、本日の適時開示で「製品版の納品期限を徒過した事実はない」と記載したが、6月13日付で締結した業務委託契約では製品版の納期を2022年12月末予定と明示的に規定していたと明かした。
この契約では、書面をもって合意した場合に限り内容を変更できる旨を併せて規定しているが、本日に至るまでいかなる変更契約も締結していないという。
HashPaletteは、契約の定めに従って2022年8月から11月にかけて数億円規模の開発費を前払いしたが、enishはこれまでプロトタイプも含めて一切の納品物の納品を行っておらず、検収書を発行・交付した事実もないとした。
同社では、NFTを購入したユーザにこれ以上の迷惑をかけないようにするため、当該NFTについては返金対応を実施することを決定し、本件自体についてもなるべく早期の解決を図りたい、としている。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- HashPalette