【ゲーム株概況(2/20)】東京通信がS高…メタバースプラットフォームのα版完成で カバーの東証上場承認を材料にグリーとANYCOLORが反発

2月20日の東京株式市場では、日経平均は小幅ながら反発し、前日比18.81円高の2万7531.94円で取引を終えた。日本時間今晩の米国市場がプレジデントデーで休場ということもあり、市場のエネルギーに乏しく、寄り付き直後に売られた後は前週末の終値近辺でのもみ合いに終始した。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>が5日続伸し、ストップ高した。東京通信は、子会社のMETAVERSE A CLUB(メタバース エース クラブ)がメタバース事業創出を目的として設立した合弁会社アミザの展開するメタバースプラットフォーム「AMIZA CITY GINZA」のα版が完成したと発表したことが市場の関心を集めたようだ。

また、enish<3667>が大幅続伸したほか、出資先のカバーの3月27日付での東証グロースへの新規上場が承認されたグリー<3632>が6日ぶりに大幅反発した。

カバーの上場関連では、同じくVTuberプロダクションであるANYCOLOR<5032>が反発し、終値ベースで5000円台を回復した。

ほか、エディア<3935>やアピリッツ<4174>、壽屋(コトブキヤ)<7809>なども高い。

半面、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が3日続落し、モブキャストHD<3664>やオルトプラス<3672>などが売られた。

三菱UFGモルガン・スタンレー証券が投資判断「ニュートラル」を継続し、目標株価を1450円から1200円に引き下げたサイバーエージェント<4751>がさえない。

グリー株式会社
http://www.gree.co.jp/

会社情報

会社名
グリー株式会社
設立
2004年12月
代表者
代表取締役会長兼社長 田中 良和
決算期
6月
直近業績
売上高613億900万円、営業利益59億8100万円、経常利益71億2300万円、最終利益46億3000万円(2024年6月期)
上場区分
東証プライム
証券コード
3632
企業データを見る
株式会社東京通信グループ
https://tokyo-tsushin.com/

会社情報

会社名
株式会社東京通信グループ
設立
2015年5月
代表者
代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
決算期
12月
直近業績
売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
7359
企業データを見る
ANYCOLOR株式会社
https://www.anycolor.co.jp/

会社情報

会社名
ANYCOLOR株式会社
設立
2017年5月
代表者
田角陸
決算期
4月
直近業績
売上高319億9500万円、営業利益123億6100万円、経常利益123億4100万円、最終利益87億2500万円(2024年4月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
5032
企業データを見る