23年1月の世界モバイルゲーム市場は7%減の70億ドル、日本13.5億ドル 『原神』は3位で日本収益が24%占める 『モンスト』『FGO』TOP10入り Sensor Tower調査
アプリ調査会社のSensor Tower(センサータワー)は、2023年1月の世界のモバイルゲームの売上ランキングを公開し、モバイルゲーム市場は、前年同月比で7%減の70億ドル(9416億円)だったとする推計を公表した。アメリカが依然として全世界モバイルゲーム収益が最も高いシェアを占めており、全世界収益の26.8%に相当する18億5000万ドル(2488億円)を記録し、中国のiOS市場の収益が19.9%の13億9300万ドル(1872億円)で2位、次いで日本の19.3%の13億5100万ドル(1816億円)とした。
ランキングを見ると、Tencentの『Honor of Kings』が2023年1月の全世界App StoreとGoogle Playで2億5000万ドルの収益を記録して1位となった。『Honor of Kings』の収益は中国のiOS市場からの収益が94.1%を占め、その他の国からの収益が5.9%を占めた。グローバル人気モバイルゲーム収益TOP10の全体データは、上記のチャートを参照してほしい。※上記のデータには、サードパーティのAndroidマーケットデータは含まれていない。
目立ったところでは、miHoYoの『原神』が1ランクダウンの3位だった。総収益は1億5000万ドル(201億円)以上となった。日本からの収益は、中国iOS市場の41.2%に次ぐ23.7%となっている。売上規模を計算すると3555万ドル(47億円)以上となるようだ。アメリカからは10.2%を占めたとのこと。
国内勢については、MIXI『モンスターストライク』が7位でトップ10に復帰したほか、『Fate/Grand Order(FGO)』が10位と前回に続いてTOP10をキープした。このおほか、『ウマ娘 プリティーダービー』がiOSでTOP10に復帰し、コーエーテクモゲームスがライセンス供与する『三国志・戦略版(三國志 真戦)』がiOSで6位に入っている。