カヤック、KDDIが正式ローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当

カヤック<3904>は、本日(3月7日)、KDDI<9433>が正式ローンチしたメタバース「αU metaverse」の開発を担当したことを発表した。

同社は、昨年よりKDDIのメタバース開発パートナーとして、同社メタバース専門部隊事業部長の天野清之氏が総合プロデューサーとなり、「αU metaverse」のコンセプトから開発までを一貫して推進していた。カヤックは今後も、KDDIが目指す相互運用性を持ったメタバースプラットフォームで構成される「オープンメタバース」の実現に向けて、アイデアと技術を提供していく。

■協業の背景および概要

カヤックは、近年、メタバース関連の事業領域に注力し、昨年2月にメタバース専門部隊を設立した。本部隊のリーダーは、これまで「からかい上手の高木さんVR」「SAO VR」「ReoNaイベント」「ラルクVR」などメタバース関連の様々なコンテンツやサービスを開発に携わり、ノウハウを培ってきた天野清之氏が就任。天野氏は社内だけではなく、一般社団法人Metaverse Japan アドバイザー、日経メタバースコンソーシアム・未来委員会 アドバイザー、経済産業省・Web3.0時代におけるクリエイターエコノミー創出に係る研究会メンバーなど、外部のメタバース関連のアドバイザーとして活躍している。

一方、KDDIは「都市体験をテクノロジーでアップデートする」を目的に取り組んできた都市連動型メタバースの一環として、バーチャル空間を起点としたバーチャル渋谷/バーチャル大阪、リアル空間を起点としたデジタルツイン渋谷のコミュニケーション機能による拡張などを実施してきた。そして、この都市連動型メタバースを飛躍させ、インタラクティブで新しいエンターテインメント体験を提供するにあたり、協業を開始した。

今回の協業では、「αU metaverse」のコンセプトや技術開発を天野氏を中心に進めてきた。今後は、NFTやゲーム要素などインタラクティブな機能を充実させ、新しいファッションやアート、アバターが「αU metaverse」から生まれていくクリエイターエコノミーの実現を目指していく。

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
企業データを見る
KDDI株式会社
https://www.kddi.com/

会社情報

会社名
KDDI株式会社
設立
1984年6月
代表者
代表取締役会長 田中 孝司/代表取締役社長 髙橋 誠/代表取締役執行役員副社長 村本 伸一
決算期
3月
上場区分
東証プライム
証券コード
9433
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