enish<3667>は、6月9日、Solanaブロックチェーン領域における国内エコシステムパートナーであるSOLプラネットと同社のSolanaデジタルアセット・トレジャリー戦略の高度化に向けた協議を開始したことを発表した。
■協議の目的
SOLプラネットは、Solanaブロックチェーンに特化した企業向け支援を行っており、ブロックチェーンインフラの構築・運営、デジタルアセット戦略支援およびエコシステム成長支援などを展開している。
enishは、SOLプラネットとの協議を通じて、Solanaネットワークに関する技術的・運用的知見を取り込みながら、アクティブ・トレジャリー事業の実効性および持続可能性の向上を図ることを目的として協議する。
また、この協議は短期的な収益獲得を目的とするものではなく、enishがSolanaエコシステムとの連携を深めながら、中長期的なデジタルアセット運用基盤を構築するための戦略的な取り組みとして位置付けている。
■主な協議内容
同社およびSOLプラネットは、今後、以下の事項を中心に検討を進めていく。
①バリデーター関連領域の検討
同社は、SOLプラネットが提供するSolplanet White Label Validation Programの活用可能性を含め、Solanaネットワークにおけるバリデーションインフラおよびその運営体制について検討を進めていく。同プログラムは、企業が自社ブランドでSolanaバリデーターを構築・運営することを支援する企業向けインフラストラクチャ・ソリューションであり、バリデーターの設計、ノード構築、監視、アップデート、障害対応、パフォーマンス改善、ステーキングおよびデリゲーション設計、オンチェーンでの運用状況の可視化、ならびに委任獲得に向けたエコシステム連携などを包括的に支援するものとなる。
同社は、本プログラムに関するSOLプラネットの知見を活用することで、Solanaネットワークへの安全かつ戦略的な参加に向けた運用基盤の構築、保有SOLのステーキング運用の高度化、将来的な外部委任獲得の可能性、ならびにバリデーター関連事業およびホワイトラベル型バリデーション事業の可能性について検討していく。また、各種ステークプログラムなど、Solanaエコシステム上の委任機会も視野に入れながら、可用性、透明性、分散性およびガバナンスを重視した運用体制の構築について検討していく。
②Solanaエコシステムとの連携
同社は、Solanaエコシステムとの接続を強化し、ネットワーク参加者としての知見を蓄積するとともに、将来的な事業機会およびエコシステム貢献の可能性についても検討していく。
特に、SOLプラネットおよびその関係者が有する海外の主要Solanaプロジェクトとの連携知見も参考にしながら、ステーキング、デリゲーション、バリデーションおよびDeFi領域を含むSolanaエコシステムとの接続可能性を検討していく。
なお、現時点において具体的な事業開始、サービス提供、収益計上または業務提携契約などが決定しているものではないという。
■今後の見通し
これは、同社のSolanaデジタルアセット・トレジャリー戦略の高度化に向けた協議開始に関するものであり、2026年12月期の同社業績に与える影響は軽微であると見込み。
また、短期的な業績寄与を目的とするものではなく、同社が推進するアクティブ・トレジャリー事業およびDAT2.0戦略の基盤整備の一環として位置付けている。
同社は今後、Solanaエコシステムにおける有力パートナーとの連携を通じて、アクティブ・トレジャリー事業の推進、デジタルアセット運用体制の強化および新たな事業機会の創出に取り組んでいく。
今後、具体的な契約締結、事業開始その他開示すべき事項が生じた場合には、速やかに発表する方針だ。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高21億7000万円、営業損益8億5600万円の赤字、経常損益8億3200万円の赤字、最終損益11億5100万円の赤字(2025年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667




