クックパッド<2193>は、この日(3月10日)、廃止事業とコーポレート部門の従業員(エンジニア職とデザイナー職を除く)を対象に実施した希望退職者の募集の件で最大40名の募集に対して46名の応募があったことを明らかにした。
退職者には、会社都合の退職として扱い、特別退職金を支給するほか、希望者には再就職支援会社を通じた再就職支援も行うという。これに伴い、営業損失1億3000万円を第1四半期決算で計上する。
同時に、さらなる人員削減も行うことを明らかにした。グローバルプラットフォームの運営に従事する従業員130名を対象に希望退職者の募集と解雇を行う。80名を予定しており、対象者には特別退職金を支給する。
募集期間は、3月12日～4月6日で、退職予定日は5月末になるという。これに伴い、営業損失の発生が見込まれるものの、具体的な金額は決算において確定していくという。
なお、同社は、2022年12月期の連結決算(IFRS)で、売上収益90億8600万円(前の期比9.2%減)、営業損失35億2000万円(前の期は26億3200万円)、最終損失34億8800万円(同23億8000万円)と2期連続の赤字計上となっていた。
