【ゲーム株概況(3/10)】東京通信が一時4000円まで買われる CRI・ミドルウェアは昨年12月以来の4ケタ大台を回復 カヤックが利益確定の売りに押される

3月10日の東京株式市場では、日経平均は6日ぶりに反落し、前日比479.18円安の2万8143.97円で取引を終えた。前日の米国市場が大幅安となったことが嫌気されたことに加え、日経平均の5日続伸で過熱感が強まっていたこともあり、幅広い銘柄に売り物が広がった。

そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信<7359>が一時4000円まで買われたほか、ケイブ<3760>やバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>などが買われた。

周辺株では、CRI・ミドルウェア<3698>が反発し、終値ベースで4ケタ大台を回復した。なお、終値ベースでの4ケタ大台回復は昨年12月9日以来となる。

半面、カヤック<3904>は前日までの急騰で株価が2倍に迫る水準まで買われていたこともあって、利益確定の売り物に押された。

1対2株の株式分割発表を材料に直近動意づいていた円谷フィールズHD<2767>も反落した。

大引け後に1月期本決算の発表を控えていたユークス<4334>の下げもきつい。同様に大引け後に決算発表を控えたgumi<3903>やエイチーム<3662>も発表内容への警戒感から売られた。

株式会社カヤック
http://www.kayac.com/

会社情報

会社名
株式会社カヤック
設立
2005年1月
代表者
代表取締役CEO 柳澤 大輔/代表取締役CTO 貝畑 政徳/代表取締役CBO 久場 智喜
決算期
12月
直近業績
売上高174億6700万円、営業利益10億2100万円、経常利益10億3800万円、最終利益5億1100万円(2023年12月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3904
企業データを見る
株式会社CRI・ミドルウェア
http://www.cri-mw.co.jp/

会社情報

会社名
株式会社CRI・ミドルウェア
設立
2001年8月
代表者
代表取締役会長 鈴木 正彦/代表取締役社長 押見 正雄
決算期
9月
直近業績
売上高28億4000万円、営業利益9700万円、経常利益1億3800万円、最終損益3億3900万円の赤字(2022年9月期)
上場区分
東証グロース
証券コード
3698
企業データを見る