【ゲームエンタメ株概況(12/29)】前週末上方修正のマイネットが大幅続伸 ワンプラは利食いに押されるも下げ渋る オーバーラップHD活況【チャート掲載】

12月29日の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比223円47銭安の5万0526円92銭でこの日の取引を終えた。12月末の配当権利落ちに伴う下落で始まり、一時は402円安まで下げる場面があった。年末で市場参加者が少なく方向感のない展開が続いたものの、一部はショートカバーが入って底堅い動きを示した。

 

【主要指数】
・日経225: 50,526.92(-223.47)
・TOPIX: 3,426.52(+3.46)
・ドル/円: 156.26(-0.34)
・ダウ: 48,710.97(-20.19)
・ナスダック: 23,593.10(-20.21)
・SOX: 7,207.64(+3.27)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は54銘柄(56%)、下落は38銘柄(39%)、変わらずは5銘柄(5%)で、買い優勢だった。 

騰落ランキングを見ると、前週末に上方修正を発表したマイネット<3928>が買われたほか、今年IPOのオーバーラップHD<414A>、コロプラ<3668>、gumi<3903>が値上がり率上位となった。その一方、前週末買われたワンダープラネット<4199>は利食い売りに押されて値下がり率1位となったが、底堅い動きを見せた。enish<3667>、ビーグリー<3981>、クシム<2345>も値下がり率上位となった。

 

大手ゲーム関連を見ると、バンダイナムコHD<7832>、コナミG<9766>、カプコン<9697>、コーエーテクモHD<3635>が高く、ソニーG<6758>、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、スクエニHD<9684>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、ユークス<4334>が高く、ネクソン<3659>、エヌジェイHD<9421>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、ガンホー<3765>、アカツキ<3932>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、MIXI<2121>が変わらず、DeNA<2432>、グリーHD<3632>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、フリュー<6238>が高く、サンリオ<8136>、東宝<9602>、エディア<3935>、ブシロード<7803>が安い。

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。