【ゲームエンタメ株前場(12/29)】エンタメ系は買い優勢 市場参加者少なく方向感に乏しい【チャート掲載】

12月29日前場の東京株式市場は反落。日経平均株価は、前営業日比200円22銭安の5万0550円17銭で午前中の取引を終えた。本日は12月期末の権利落ち日となったため、下落したものの、下値でショートカバーが入ったの底堅さが見られたという。市場参加者が少なく、明確な方向感がなく、中小型株に短期資金が入っているとの観測もある。

 

【主要指数】
・日経225: 50,550.17(-200.22)
・TOPIX: 3,426.27(+3.21)
・ドル/円: 156.43(-0.17)
・ダウ: 48,710.97(-20.19)
・ナスダック: 23,593.10(-20.21)
・SOX: 7,207.64(+3.27)

 

こうしたなか、ゲーム・エンタメ関連企業をみると、登録されている97銘柄のうち、上昇は59銘柄(61%)、下落は32銘柄(33%)、変わらずは6銘柄(6%)で、買い優勢だった。

大手ゲーム関連を見ると、ソニーG<6758>、バンダイナムコHD<7832>、コーエーテクモHD<3635>が高く、任天堂<7974>、セガサミーHD<6460>、コナミG<9766>、スクエニHD<9684>、カプコン<9697>が安い。

 

その他ゲーム会社やディベロッパーは、マーベラス<7844>、日本一ソフト<3851>、イマジニア<4644>、トーセ<4728>、エヌジェイHD<9421>が高く、ネクソン<3659>、ユークス<4334>が安い。

 

モバイルゲーム系の銘柄は、サイバーエージェント<4751>、MIXI<2121>、ガンホー<3765>、コロプラ<3668>、ケイブ<3760>、モバイルファクトリー<3912>が高く、グリーHD<3632>が変わらず、DeNA<2432>、アカツキ<3932>が安い。

 

アニメやホビーなどその他コンテンツ関連銘柄は、タカラトミー<7867>、サンリオ<8136>、KADOKAWA<9468>、IGポート<3791>、GENDA<9166>、東映アニメ<4816>、エディア<3935>、フリュー<6238>が高く、東宝<9602>、ブシロード<7803>が安い。

 

最後に騰落ランキングを見ると、オーバーラップHD<414A>やコロプラ<3668>、カバー<5253>、シリコンスタジオ<3907>が値上がり率上位となり、ワンダープラネット<4199>、enish<3667>、monoAI technology<5240>、クシム<2345>が値下がり率上位となった。

 

 

■ゲーム・エンタメ関連株一覧

※時価総額の単位は億円。