Live2D、新機能を追加したフェイストラッキングアプリ「nizima LIVE 1.5」をリリース 新たにリップシンク機能などを追加

Live2Dは、4月3日、新機能を追加したフェイストラッキングアプリ「nizima LIVE 1.5」をリリースすることを発表した。

「nizima LIVE」は、顔の表情・動きに合わせて誰でも手軽にLive2Dモデルを動かすことができるアプリケーション。ウェブカメラとPCを用意し、アプリを起動すればすぐにモデルを動かすことができる。シンプルな操作性や高品質なトラッキング、みんなで楽しめるコラボ機能を用意。さらにLive2Dを熟知したモデラ―が驚くほど非常に細かくモデルの動きを調整することができる。

■「nizima LIVE 1.5」の機能の紹介

・リップシンク機能
マイクから入力した音声に合わせてLive2Dモデルを動かすことのできる、リップシンク機能を追加した。自動調整機能を使えば、初心者でもカンタンに自分の声に合わせた最適な設定を行うことができる。口の開閉・変形だけでなく「あ」「い」「う」「え」「お」の母音に合わせてモデルを動かすこともできるので、ブレンドシェイプで作成した「あ」「い」「う」「え」「お」の口も音声に合わせて動かすことが可能になった。
※リップシンク機能はWindows版のみ対応の機能となる。

・左右の目パチを揃える機能
左右の目パチを揃える機能を追加した。斜めを向いた時や顔を左右に振った時に左右のまばたきのタイミングがずれてしまう場合、この機能を使うとタイミングを揃えてきれいに見せることができる。左右の目の状態が大幅に異なる場合は左右別々の動きができるため、動きを揃えつつもウィンクすることができる。

・アプリ内での表情データ作成機能
アプリ内での表情データ作成機能を追加した。笑顔・怒り顔・アクセサリーのオンオフなどを制御する「表情データ(.exp3.json)」を、アプリ内で作成できるようになった。フェードアウト・フェードインの速度設定や、既存の表情の編集も可能。また、nizimaなどで手に入れたカスタムモデルのカスタマイズもカンタンにできる。
※Live2Dモデル制作時、表情に使用するパラメータを作成する必要がある。
※パラメータで各パーツを制御しているカスタムモデルに限る。

▼「nizima LIVE」公式サイト
https://docs.nizima.com/promotion/nl92316