【ゲーム株概況(4/7)】東京通信グループが4日ぶりに大幅反発…延期していた資金調達の実施日が決定で 前期に最高業績達成のC&R社が動意づく
4月7日の東京株式市場では、日経平均は3日ぶりに反発し、前日比45.68円高の2万7518.31円で取引を終えた。前日までの下げに対する自律反発の動きで朝方から買いが先行したものの、様子見ムードから次第に上げ幅を縮小した。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、東京通信グループ<7359>が4日ぶりに大幅反発し、一時3325円まで買われた。東京通信グループは、有価証券届出の訂正届出書の提出で遅れにより延期していた最大で約41億円の資金調達の実施日が決定したことが市場の関心を集めたようだ。
また、GameWith<6552>が3日続伸となり、ゲームサウンド制作ワークショッププログラムのゲーム企業の社内教育向け提供を発表したCRI・ミドルウェア<3698>も8日ぶりに反発した。
coly<4175>とバンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>も買われた。
周辺株では、前日6日に発表した2023年2月期決算が売上高・利益ともに過去最高業績となったクリーク・アンド・リバー社(C&R社)<4763>が一時2420円まで上昇した。
半面、Aiming<3911>が7日続落したほか、ガーラ<4777>やギークス<7060>も売られた。
新作『テラビット』のPC/Steam版の正式サービス開始日の発表を材料に前日はストップ高していたサイバーステップ<3810>は一時715円まで買われた後、反落に転じた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 設立
- 1990年3月
- 代表者
- 代表取締役会長CEO 井川 幸広/代表取締役社長COO 黒崎 淳
- 決算期
- 2月
- 直近業績
- 売上高497億9900万円、営業利益41億300万円、経常利益41億3700万円、最終利益26億5800万円(2024年2月期)
- 上場区分
- 東証プライム
- 証券コード
- 4763
会社情報
- 会社名
- サイバーステップ株式会社
- 設立
- 2000年4月
- 代表者
- 代表取締役社長 佐藤 類
- 決算期
- 5月
- 直近業績
- 売上高29億8600万円、営業損益14億5500万円の赤字、経常損益15億2000万円の赤字、最終損益14億5800万円の赤字(2024年5月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3810
会社情報
- 会社名
- 株式会社東京通信グループ
- 設立
- 2015年5月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 古屋 佑樹
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高62億1900万円、営業損益1億3300万円の赤字、経常利益3億5700万円、最終損益2億400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 7359