セガサミー、23年3月期の家庭用ゲーム売上は11％増の732億円　『ソニックフロンティア』320万本、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』170万本と好調

セガサミーホールディングス<6460>は、この日(4月28日)、2023年3月期のコンシューマゲームの売上高について、前の期比11.2％増の732億円だったことを明らかにした。販売本数は、同2.5％増の2789万本だった。売上の内訳を見ると、新作が同12.3％増の456億円、リピート販売は同9.5％増の276億円といずれも伸びた。

売上拡大で貢献した主要IPは、「ソニック」シリーズと「ペルソナ」シリーズで、それぞれ40.5％増、151.5％増と大きく伸びた。『ソニックフロンティア』は全世界320万本の販売を突破したほか、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』（リマスター版）も170万本を超えるなど大ヒットタイトルが複数生まれた。

続く2024年3月期は前期比47.6％増の1081億円とさらなる拡大を狙う。『世界樹の迷宮I･II･III HD REMASTER』や『ソニックオリジンズ・プラス』『サンバDEアミーゴ：パーティーセントラル』『ENDLESS Dungeon』『龍が如く７外伝 名を消した男』を発売する予定。これ以外にも主力IPの新作を投入する予定だ。