【ゲーム株概況(5/1)】1Q決算が予想を大きく上回ったAimingがS高 3月月次売上高好調のまんだらけは高値更新 子会社がGameFi事業参入のコムシードは急騰
5月1日の東京株式市場では、日経平均は3日続伸し、前日比266.74円高の2万9123.18円と2万9000円台に乗せて取引を終えた。日銀が金融政策決定会合で現行の金融緩和策の維持を決めたことを受け、為替が1ドル=136円台後半まで円安方向に振れたことで、輸出関連株を中心に買いが広がった。
そうした中でゲーム関連株の動きを見てみると、Aiming<3911>が朝方から買われてストップ高した。Aimingは、前週末4月28日に発表した第1四半期決算が『ドラゴンクエストタクト』と『陰の実力者になりたくて!マスターオブガーデン』の想定を上回る好調で予想を上回る増収、大幅増益となったことが株価の刺激材料となったようだ。
また、同様に前週末4月28日に第1四半期決算を発表したenish<3667>がアク抜けする形で大幅続伸し、セガサミーHD<6460>は反発して年初来高値を更新した。
ほか、2023年3月の月次売上高(速報値)が前年同月比33.8%増となったまんだらけ<2652>も高値を更新し、子会社のHashLinkがP2Eブロックチェーン競馬ゲーム『UNIVERSAL STALLION』の開発でGameFi事業に参入することを発表したコムシード<3739>は急騰した。
半面、前週末4月28日に発表した2023年3月期の決算は増収増益となったものの、次の2024年3月期の業績予想の減収減益見込みを発表したソニーグループ<6758>は3日ぶりに反落した。
そのほか、バンク・オブ・イノベーション(BOI)<4393>が反落し、ギークス<7060>やコーエーテクモHD<3635>などが売られた。
会社情報
- 会社名
- 株式会社enish
- 設立
- 2009年2月
- 代表者
- 代表取締役社長 安徳 孝平
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高35億800万円、営業損益12億600万円の赤字、経常損益12億6500万円の赤字、最終損益13億7400万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 3667
会社情報
- 会社名
- 株式会社Aiming
- 設立
- 2011年5月
- 代表者
- 代表取締役社長 椎葉 忠志
- 決算期
- 12月
- 直近業績
- 売上高181億9900万円、営業損益13億900万円の赤字、経常損益11億円の赤字、最終損益22億2700万円の赤字(2023年12月期)
- 上場区分
- 東証グロース
- 証券コード
- 3911
会社情報
- 会社名
- コムシード株式会社
- 設立
- 1991年12月
- 代表者
- 代表取締役社長CEO 塚原 謙次
- 決算期
- 3月
- 直近業績
- 売上高20億9400万円、営業利益3500万円、経常利益1800万円、最終損益6000万円の赤字(2024年3月期)
- 上場区分
- 名証ネクスト
- 証券コード
- 3789
会社情報
- 会社名
- 株式会社まんだらけ
- 設立
- 1987年2月
- 代表者
- 代表取締役会長 古川 益蔵/代表取締役社長 田中 幹教
- 決算期
- 9月
- 上場区分
- 東証スタンダード
- 証券コード
- 2652